花の日記

 山歩(さんぽ)のときに出会った小さな花たちの記録

オヒルギ、メヒルギ

オヒルギ

同じように見えていたヒルギの仲間ですが、根っこでみわけられそう、
オヒルギの根はタコ足のようにならず、ちかくに屈曲膝根があります。(写真右下)

屈曲膝根

屈曲膝根だけ撮ってみました。曲がった膝ぼんさんみたいですね。
屈曲膝根は呼吸をするための根ですが、砂の中に根を広くめぐらしているのがわかりました。

花

オヒルギは別名アカバナヒルギで、赤いガク片です。花は淡い黄色。
花期は3-5月で、ここからの写真は2月に撮ったものです。

ガク筒

ガク筒は子房をつつみ
ガク裂片は8-14、タコさんウインナーみたいですね。

果実

胎生種子がメヒルギより太くてたくましいので、オヒルギと名づけられたようです。

葉

葉の長さは6-12cm下のものが垂れる傾向にあるので、ヤエヤマヒルギと見分けられそうです。


^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
メヒルギ

メヒルギは葉の長さ8-15cm

葉

葉先が丸いので、現場ではすぐわかります。

背が高くなると

成長したものは、板根になり縦方向を厚くすることで支えているのでしょう

板根

呼吸もかねた、根の形ですね。

胎生種子

花期は6-7月、12月は花はなく胎生発芽していました。
この形が笄に似ているので、別名リュウキュウコウガイ
(※、髪を掻き揚げて髷を形作る装飾的な結髪用具。元は中国のもの)

ガク

果実の部分を拡大してみます。
ガク裂片は5、反り返って被針形。
「胎生種子が落下し、地面に突き刺さってふえる」と聞いたことがあるのですが
多くは海流散布で、種子の比重によって不思議なたびがはじまるんですね。

-----------------------------------
オヒルギ  雄蛭木 雄漂木
別名  アカバナヒルギ
分類  ヒルギ科 オヒルギ属
分布  奄美大島以南~

メヒルギ  雌蛭木 雌漂木
別名  リュウキュウコウガイ
分類  ヒルギ科 メヒルギ属
分布  鹿児島県薩摩半島以南~
web拍手 by FC2

Comment

2016.12.09 Fri 19:49  

動物にも卵胎生というのがありますが植物にも似たようなのがあるのが面白いですね。
親元に落ちて発芽するのと潮に流されるのとでは重さが違うという記事を見たことがあります。
親元のほうが軽く潮に流されるのが重いそうです。
親元で発芽すれば当然生えるのに適した環境だから発芽に必要な栄養分は少なくてもいいけど
潮に流されるのはどんな環境に流れ着くかわからないから栄養分を多くするとか。
親の愛情というか強かな戦略ですね。
(記憶に頼って書いているから信頼度には欠けるかもヾ(--;)

2016.12.10 Sat 08:54  ★平家蟹さんへ★

平家蟹さん、おはようございます。
私もヒルギの仲間がどんな風に種子散布しているのか、ネットで色々読んでみました。こんなとき、植物はすごいなぁと思います。
書籍などで読んだりしたら、その内容をブログに書くことができるけど、ネット情報だと正確なのかわからなくて、書けなかったけどいろんな実験面白いですよね。
  • #s3xzpNyI
  • panda
  • URL
  • Edit







(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可

Trackback

http://nannjyamonnjya.blog68.fc2.com/tb.php/2321-7ca029f6

この記事にトラックバック(FC2Blog User)

Home

最近であった花

memoφ(。・・。 )memo

マルバグミが食べごろです マルバグミ
大きいので、味を楽しめますよ~!でもよく熟したものがおすすめ

コメントありがと!

TBありがと!

ブログ内検索

最近うまく拾ってくれません<(_ _)>

<< Archives >>

お気に入りの散歩道

カテゴリー

参考文献

Panda

Author:Panda
花の分類・内容については
平凡社
 日本の野生植物草本1-3
 日本の野生植物木本1-2
 日本の野生植物シダ 
 日本の帰化植物
日本帰化植物写真図鑑(全農教)
日本のシダ植物図鑑1-8
     (東大出版)
しだの図鑑(保育社)
日本のスゲ(勝山輝男)
カヤツリグサ科入門図鑑(全農教)
イネ科ハンドブック(文一総合)
日本の水草(文一総合)
日本のテンナンショウ(北隆館)
増補改訂新版日本のきのこ(山溪)
検索入門きのこ図鑑(保育社)
長崎県植物誌(中西弘樹)
長崎県植物誌(外山三郎)
長崎県シダ植物誌(松林文作)
対馬の花ⅠⅡ(邑上益朗)
九州の野の花 春夏秋
日本の野菊(山溪)
樹に咲く花1~3(山溪)

Flora of japan
その他
から引用しています

参考にしているサイト
撮れたてドットコム
大阪南部の自然シダ植物
日本のシダ植物
西宮の湿生・水生植物

「虫えい同好会」の掲示板


ブログ中の風景画像は自生地保護のため、一部修正してあります。

あしあと数

2007.12.19 統計開始

リンク


アマゾンさんから本の画像を借用させて頂いていますので、広告を載せています。

只今修行中φ(。・・。 )

まだ駆け出しの植物好きです。間違いも多々あるかと思います。その際はご指摘いただけると幸いです。どうぞよろしくお願い致します。また、個人的なメールも下記より送信してください。

メールフォーム

画像が「not found」になる場合

拡大する画像が 「not found」や「404エラー」の場合。再読み込みしても表示されない場合
http://blog-imgs-42-origin.fc2.com/n/a/n/nannjyamonnjya/IMG_0084.jpgの中の-originを抜いたURLだと表示されることがあります。 ネット上には画像があるのですが…

Top