花の日記

山歩(さんぽ)のときに出会った小さな花たちの記録
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  • フモトシケシダ

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    昨年の冬に、フモトシケシダなのかホソバシケシダなのか わからないシダに出会いました。
    標高700mくらいの森の中、木製デッキの陰に生えていました。

    ソーラス

    図鑑を読むと、包膜に毛があるとフモト、無毛なのがホソバなのですが無毛のように見えます。
    それで、春にもう一度観察することにしました。

    フモトシケシダについて、光田先生に教えていただいたこと
    「フモトシケシダの包膜(上)には毛があると書いてある文献が多いのですが、これは100%の決め手というわけではありません。この毛は、葉裏に生える毛よりはずっと小さく、またまばらです。ときには毛にまで至らず、わずかな突起に終わることもあります。特に向陽地に生えたものに、その傾向が強いように思います。
     最下羽片が顕著に大きいことはさておき、大事な決め手は葉柄全体(最下羽片のあたりまで)が紫褐色に色づくこと。ホソバでは、色づくことはあっても、葉柄基部付近だけです。また、必ずではありませんが、最下二番目の羽片が、やや縮小することがあります。
     ホソバシケシダは低地の湿地でも見かけますが、フモトはたいてい標高の高いところです(名前と合いませんね)。京都で見たのは、最低でも標高400mほどのところ。」
    このことが、フモトシケシダを見分ける指南になりました。

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    下草が茂って、見えているものはすべて胞子葉です。
    栄養葉は下草の中にかくれています。葉は細めですが最下羽片が一番大きいです。

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    葉は2形、葉柄は最下羽片のあたりまで紫褐色。

    ソーラス

    課題だった包膜ですが、脈上の毛と包膜の毛を見間違えないように観察すると

    包膜の毛

    教えていただいたとおり
    葉裏に生える毛よりはずっと小さく、またまばらです。ときには毛にまで至らず、わずかな突起でした。
    包膜上の毛は光の当たり方によっては、まったく見えず
    変な表現ですが、「ある」と思って写さないと写りませんでした。

    というわけで、探していたフモトシケシダを見つけました ヤッター!(^.^)>

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    フモトシケシダ 麓湿気羊歯
    分類  イワデンダ科  オオシケシダ属
    分布  本州(宮城県以南)~九州

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