花の日記

 山歩(さんぽ)のときに出会った小さな花たちの記録

ウチワホングウシダ

シンエダウチホングウシダ

長崎でときどきみかけるエダウチホングウシダに似ているのですが

栄養葉

葉が2形となり、包膜が長くつながっているので
シンエダウチホングウシダではないかと思います。
(訂正)ウチワホングウシダと教えていただきました。

2形となるといっても、完全に2形でもなく
地面にはりついている葉17枚のうち、ソーラスがついているものが

2枚

2枚ありました。

クリックすると大きくなります。

胞子葉はふつう2回羽状、小羽片は丸っぽい

包膜

包膜は辺縁よりは少し内側です。
シンエダウチやマルバホングウシダは、包膜がずっと辺縁にあるということで、
包膜の位置をはかってみると、辺縁から約1mmくらいのところにありました。
また、辺縁は鋸歯があります。


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これもシンエダウチ?

小さい個体、

包膜

マルバの特徴「葉が2形になることや包膜が長くつながる」ところが似ています。
そう考えて、エダウチホングウシダに似たものを仕分けていくと

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これもシンエダウチ?

シンエダウチではないかと思うものを、あちこちで見かけました。

包膜

あってますか?×→ ウチワホングウシダに訂正しました。

-------------------------------------
ウチワホングウシダ
分類  ホングウシダ科 ホングウシダ属
分布  高知県 屋久島~沖縄
撮影  沖縄
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Comment

2016.03.10 Thu 20:12  はずれでしょう

 結論をいうと、ここにあるものはすべてウチワホングウシダだと思います。シンエダウチやマルバホングウシダは、包膜がずっと辺縁にあります。
 ウチワホングウシダでも、地面を這うように出た一見裸葉風のものにソーラスが付く場合、辺縁に寄ります。平凡社の図鑑のシンエダウチホングウシダとして出ている写真のうち、アップでソーラスを示してあるものは、ウチワホングウシダのものです。訂正しておいてください。
 シンエダウチ、マルバ、エダウチの間には、中間型があります。胞子は正常です。しかし無融合生殖と聞いたことがなく、ミヤマノコギリシダ類のように浸透交雑しているのかもしれません。分布的にはエダウチは近畿では兵庫県にまでありますが、シンエダウチは紀伊半島南部まで、マルバやウチワは高知県以南だったと思います。区別する値打ちはあるのです。ただ、ウチワとマルバとをどこまで(どの階級で)区別すべきかは、依然悩ましいものがあります。
  • #UPCNk2uw
  • 光田 重幸
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2016.03.11 Fri 02:12  ★みっちゃん先生へ★

お忙しい中をありがとうございました。
包膜の位置が内側にあるのが気になって、しつこく写真をはってしまいました。0.1mmの拡大鏡で計ってみると約1mmでした。

ウチワの詳しい内容を見つけることができず、ネットにある標本は小さい個体なのでよくわかりませんでした。成長したらこんな形になるのかな、そしたらマルバやシンエダウチとはソーラスの位置だけが違うのでしょうか。羽片の形も・・・マルバやエダウチとは違うようです。

 シンエダウチはマルバとエダウチの中間だとすると・・・シンエダウチとウチワの羽片の形は違うのかもしれませんが、もう少しよく観察する必要がありそうです。
  • #s3xzpNyI
  • panda
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2016.03.11 Fri 05:22  違いはいくつか

 ウチワとマルバやエダウチの違いは、すでに書いておられるように、ウチワでは辺縁に荒っぽい鋸歯があること、羽片の形が四角形に近くなることも挙げられます。ただ、これも程度問題のように思える個体もあります。あと、ウチワではシンエダウチのように、やや羽片が分裂する傾向もあるようです。
 シンエダウチはマルバとエダウチの中間で、区別するのは「お好きなように」という程度なのかもしれません。だからよけいウチワが気になるのです。
  • #Ce40po1.
  • 光田 重幸
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2016.03.12 Sat 03:32  ★みっちゃん先生へ★

みっちゃん先生、おはようございます。
今日は私のほうが早起きですか?ウチワの特徴をありがとうございました。沖縄で見るものは、これまでシンエダウチといていたものの中に、ウチワが混ざっているのではないかと思いました。今回はやんばるの3ヶ所のものですが、こまさんとまた一緒に悩んでみたいです。^m^

 長崎でシンエダウチを見つけようと思っていたのですが、今回のでポイントは理解できました。ありがとうございました。
  • #s3xzpNyI
  • panda
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