花の日記

 山歩(さんぽ)のときに出会った小さな花たちの記録

ヒメオニヤブソテツ

クリックすると大きくなります。

すっかり更新ペースが遅くなってしまいましたが、
長男の引越し手伝いに東京へ出かけたおりに、つくば植物園まで足をのばしてみました。
オニヤブソテツの仲間がよく理解できなかったので、実物を見てみたかったのです。
まず、今日は2倍体有性生殖の ヒメオニヤブソテツ (海食崖の30cm以下の矮小種)

サイズを測ってみました。

普通、羽片は1-4対、最下のものは丸く、葉は通常15cm以下。
一胞子嚢あたり60個前後の胞子を持つそうです。

ソーラス

オニヤブソテツ類の包膜は白黒のめだま模様なのかと思っていましたが
ここのヒメオニヤブソテツの包膜は全部灰白でした。

ヒメオニヤブソテツ

葉は厚く、小さくて幼形ですがソーラスはたくさんついていました。

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ヒメオニヤブソテツ
分類  オシダ科 ヤブソテツ属.
分布  北海道~四国南部

オニヤブソテツ
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Comment

2016.02.04 Thu 19:18  わかるようで、わからない

 一胞子嚢あたり60個前後の胞子を持つ(本文訂正してくださいね)という点でわかりやすいシダなのですが、問題は「有性・無融合だけで種を分けていいのか」という点。もちろん普通のオニヤブとは大きさが異なりますから、ここでは取り上げません。長崎にも京都にもある海岸性の小型のオニヤブソテツのことです。中西先生が長崎県植物誌でヒメオニヤブソテツとして取り上げられたのは、卓見かもしれないのです。あとは栽培実験やDNA分析で結果が出るかでしょうね。
 園芸のほうでソナレオニヤブソテツとして出回っているものは、ヒメオニヤブソテツということになっています。それの獅子葉が市場に出回り始める前、知り合いが私のところに、「胞子で殖やせないか」と持ってきました。「簡単ですよ。簡単すぎて、私が出る幕じゃない」と断りました。当時の値段は、一株10万円! 私は、この手の投機がらみの商売には手を出しません。今は安いですし、うちの棚にもありますが。
 これとは別に斑入りも出回っています。新しい葉だけで、夏になると斑が消えますが、なかなか良いものです。獅子葉と掛ければ二芸品になるなと思いましたが、これも同じ理由でやめました。今は誰かが交配したものが市場に高い値段で出ています。
 
  • #UPCNk2uw
  • 光田 重幸
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2016.02.04 Thu 21:48  ★みっちゃん先生へ★

みっちゃん先生、こんばんは。
嚢なし(能無し)のpandaでした。いつもありがとうございます。
海岸性の小型のオニヤブソテツはヒメオニヤブソテツによく似ています。私はずっとヒメだと思っていました。それに、近所の石垣の隙間から出ているオニヤブソテツもヒメに似ています。それで、みっちゃん先生の「亀岡のシダ植物4、ヤブソテツ属」を読んで、オニヤブソテツは見た目では区別できそうになくて遠ざかってしまいました。
つくば植物園で実物を見ても、変異や雑種もあり区別がつきにくいです。もし、五島でムニンらしいものを見ても自信を持ってムニンだと言えないような気がしています。包膜の色やソーラスのつき方など特徴があればいいのにと思いました。でも、オニヤブソテツ類の場合、包膜は黒いのも灰白のもあると教えていただいて、ますます困難に・・・せめてオニヤブは基本の4種をおさえるところまで、できるといいなと思います。

ソナレオニヤブソテツで画像検索してみました。斑入りやシシ葉がありました。ヤブソテツのシシ葉は金魚椿の葉みたいですね。かわいいです。
  • #s3xzpNyI
  • panda
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2016.02.07 Sun 17:12  こんにちは

つくば植物園まで行かれたんですね。一度は行ってみたいと思っていますが、なかなか機会がありません。
  • #rId1tC1Q
  • 多摩NTの住人
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2016.02.07 Sun 19:26  ★多摩さんへ★

多摩さん、こんばんは
今回の東京は自由になる時間がほとんどなく、ほんの数時間の滞在でした。空から見ると大都会なのに、身近なところに自然を感じるところがあるのですね。
  • #s3xzpNyI
  • panda
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 日本の野生植物草本1-3
 日本の野生植物木本1-2
 日本の野生植物シダ 
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日本のシダ植物図鑑1-8
     (東大出版)
しだの図鑑(保育社)
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カヤツリグサ科入門図鑑(全農教)
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長崎県植物誌(外山三郎)
長崎県シダ植物誌(松林文作)
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九州の野の花 春夏秋
日本の野菊(山溪)
樹に咲く花1~3(山溪)

Flora of japan
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から引用しています

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日本のシダ植物
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