花の日記

 山歩(さんぽ)のときに出会った小さな花たちの記録

スズメノヒエ属 外来編

アメリカスズメノヒエ

イネ科は地味だけど、アップにしてみると面白いですね。
今日は円盤状の小穂がかわいい、スズメノヒエの仲間をまとめてみます。

近づくと・・・

よく見るVサイン
アメリカスズメノヒエでした。

全体

総は二又状に2-3本。
道端や公園の芝生でもみかけました。
バヒヤグラスという名前で、牧草や芝生に使われたそうです。

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白い毛

アメリカスズメノヒエと比べると、小穂の縁に毛がはえています。
シマスズメノヒエ

花序

総は4-8本で、小穂が4列に並んでいるので太め。

全体

ダリスグラスという名で牧草として栽培されたのが逸脱。

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葯が淡黄色

シマスズメノヒエの葯の色をおしゃれにしたような、タチスズメノヒエ

花序

10-20本の総があります。

全体

今日の三種類の中では、一番背多高く1.5mくらい。
長崎では道端にも多く、あれもこれもタチだなと車で走っていてもわかります。

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キシュウスズメノヒエ

キシュウスズメノヒエは海岸近くの湿地にありました。
総はふつう2本でアメリカスズメノヒエに似ているけれどそれより小型

!!

でも茎の下部は長く湿地をはい、節で分枝して立ち上がって高さ20-40cm。
一面キシュウスズメノヒエという勢いで、道までせり出していました。

総

総は長さ3~6cmで、
小穂は長さ約3mmの長楕円形、短い軟毛があって鋭頭。




<外来のスズメノヒエの仲間たち>
オガサワラスズメノヒエ 2本の総はほぼ水平に開く
チクゴスズメノヒエ キシュウスズメノヒエより大型で総は2-3(4)本

隙間時間に楽しんだスズメノヒエの仲間たち、
自然なところを歩いたつもりなのに・・・どれも道端で見る外来のスズメノヒエの仲間でした。
在来種のスズメノヒエ、スズメコビエを見つけることができるかな?
楽しみに歩いてみます。
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アメリカスズメノヒエ
分類   イネ科 スズメノヒエ属
原産地  南アメリカ

クリックすると大きくなります。 クリックすると大きくなります。

全体ほぼ無毛。葉鞘は口部に少し毛がありますが無毛。
小穂は密に2列に並び、光沢があり、長さ約3㎜の卵状楕円形。葯は黒紫。

 
シマスズメノヒエ
分類   イネ科 スズメノヒエ属
原産地  南アメリカ

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総3~7個で開出、下垂し小穂は4列。葯は黒紫。
小穂は3mmくらい、縁に長毛がある。
葉鞘の口部には少し毛があり、葉舌は長さ1.5~3mm。


タチスズメノヒエ
分類   イネ科 スズメノヒエ属
原産地  南アメリカ

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クリックすると大きくなります。

上部の葉鞘にはわずかに毛がある程度ですが、根元近くでは剛毛が生える。
上部の葉鞘口部には長毛が密にはえる。
小穂は2~3列に並び、長さ2㎜くらいの卵形、縁には絹糸状の長毛が密生。葯は淡黄色で橙色に変わる。

キシュウスズメノヒエ
分類  イネ科 スズメノヒエ属
原産地 アメリカ・アジアの熱帯一般

クリックすると大きくなります。 クリックすると大きくなります。 クリックすると大きくなります。

第1包頴は退化してほとんど無いか、小さな三角状、
小穂は長さ3mmくらい、短い軟毛があり長楕円形で鋭頭。
葉鞘は口部と縁には長毛がはえ、葉は無毛、節もほぼ無毛でした。



参考ページ:「植物検索研究会」 日本の野生植物検索表 スズメノヒエ属
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Comment

2015.08.13 Thu 20:10  

こんばんは^^

ここ数日の間に「小さい秋」をいくつか見つけました。
夕暮れも早くなってきたのを実感します。
アメリカスズメノヒエはこちらでもよく見かけます。
最初の頃 穂に暗褐色の虫がいっぱい~っ!と近づいて見ることさえしていませんでした。
ちゃんと見たら虫じゃないし、葯がかわいくって。

タチスズメノヒエの葉の大きいこと。スズメじゃなくてサギくらいありそう.
ナンチャッテ
  • #f4O6ifVo
  • ha-chan
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2015.08.14 Fri 01:04  ★ha-chanへ★

アメリカスズメノヒエをみつけて、一番に思い出したのはha-chanです。
この花のアップとVサインはha-chanのパクリかも。
タチスズメヒエから出会ったら、どこがスズメなの?と突っ込みたいですね。しょうがない、スズメノヒエがスズメちゃんのヒエくらいだったのかも^m^

こんなに涼しいと風邪引きそうです。おやすみなさい。
  • #s3xzpNyI
  • panda
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2015.08.14 Fri 03:22  スズメノヒエ・クラスター

 長崎の夜は涼しいのですね。うらやましい~。こちらは夜になってもムシ暑いです。
 アメリカ、シマ、タチと最も勢いのあるスズメノヒエ類が出てきましたね。他の外来のツクシやチクゴは湿生~抽水生で、河川の中~下流域に出てきます。長崎でもふつうに見られると思います。アメリカスズメノヒエは匍匐茎や根茎が発達するのも顕著な特徴で、外来種の多い浜辺では基部が露出しているので画像撮影するとよいと思います。タチスズメノヒエは下部葉鞘の粗毛が手に刺さるほど荒々しいので、大株の基部近くを撮影して追加するとよいかと。タチは素手での除草はリスクがあります。
 一方、在来のスズメノヒエは圃場整備されていない地域の畦や農道に見られます。スズメノコビエは季節によって水位の増減のある溜池畔に見られます。スズメノコビエは中栄養なホシクサ類が豊富な溜池畔が狙い目です。こちらではスズメノコビエとともにオオホシクサ、ホシクサ、フタバムグラやイネ科のヌマカゼクサが見られるのがふつうです。スズメノコビエが生育するような溜池では中栄養~やや富栄養な水質を好むガガブタ、セキショウモ、クロモ、ホザキノフサモ、タチモ、ヒルムシロ、オオトリゲモ、ウキシバ、アシカキ、サイコクヌカボなどが見られます。
 
  • #7qQ58teA
  • マツモムシ
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2015.08.14 Fri 08:11  こんにちは

当方でも外来種が多く、在来種はなかなか見つかりません。以前、緑色の小穂が赤く色付いたものを見たことがありましたが、マクロでとても綺麗でした。今またそれを探しています。

2015.08.14 Fri 10:57  ★マツモムシさんへ★

マツモムシさん、涼しかった朝から気温があがりはじめました。でも、まだ扇風機無しエアコン無しでPCに向かっています。
Yリストが使えないなぁと思っていたら、新しくなっているのですね。やっと使えるようになって、スズメノヒエの仲間を検索してみたら図鑑に載っている以上に複雑でした。これは安易に同定してはならないと反省。マツモムシさんのアドバイスどおり、根茎などもっと詳しく調べてみます。ほかの外来種も見つけて追加できるといいなと思います。
それから、在来種を見つけるヒントをありがとうございます。スズメノヒエもスズメノコビエも魅力的な植物と一緒に住んでいるのですね、これから湿地が楽しくなるので、頑張ります。水の中ものぞいてみますね。
  • #s3xzpNyI
  • panda
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2015.08.14 Fri 11:04  ★多摩さんへ★

多摩さん、こんにちは
都会といっても多摩川の上流にはめずらしい植物があって、またたずねたいと思っています。孫っちに会いに行くと口実をつくって、じつは植物が目的の半分だったりする下心みえみえの私です。
緑色の小穂が赤く色付いたものは何だったのでしょう?スズメノコビエ?多摩さん、見つかるといいですね。
  • #s3xzpNyI
  • panda
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 日本の野生植物草本1-3
 日本の野生植物木本1-2
 日本の野生植物シダ 
 日本の帰化植物
日本帰化植物写真図鑑(全農教)
日本のシダ植物図鑑1-8
     (東大出版)
しだの図鑑(保育社)
日本のスゲ(勝山輝男)
カヤツリグサ科入門図鑑(全農教)
イネ科ハンドブック(文一総合)
日本の水草(文一総合)
日本のテンナンショウ(北隆館)
増補改訂新版日本のきのこ(山溪)
検索入門きのこ図鑑(保育社)
長崎県植物誌(中西弘樹)
長崎県植物誌(外山三郎)
長崎県シダ植物誌(松林文作)
対馬の花ⅠⅡ(邑上益朗)
九州の野の花 春夏秋
日本の野菊(山溪)
樹に咲く花1~3(山溪)

Flora of japan
その他
から引用しています

参考にしているサイト
撮れたてドットコム
大阪南部の自然シダ植物
日本のシダ植物
西宮の湿生・水生植物

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