花の日記

山歩(さんぽ)のときに出会った小さな花たちの記録
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シダ・コケ
  • ハゴロモクリハラン

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    去年からヒロハクリハランを追っかけてきましたが、
    ハゴロモクリハランとどんな違いがあるのか、楽しみにしていました。
    写真では伝わらないところを見ることができたので、うれしかったです。

    羽衣になっていない葉

    長崎にある基部が広いヒロハクリハランとよく似た形の葉も、同所にはえています。

    ソーラス

    ソーラス

    ハゴロモ

    ハゴロモクリハランは、中国とフィリピンに分布するNeolepisorus ovatus (Bedd.) Chingにも
    この型の変異が見られるということで、注目される型だということです。

    環境

    湿った林縁にはえていました。

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    ハゴロモクリハラン
    別名   ツノダシクリハラン
    分類   ウラボシ科 クリハラン属
    分布   静岡 山口 九州 ※ハゴロモのタイプ産地は愛媛県
    撮影地  福岡県

    ※分布などの内容については、平凡社「日本の野生植物シダ編」を参考にしています。現在では種についてもさまざまな説があるようです。下記のコメントを読んでくださいね。
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    7 Comments

    こまつな says...""
    色んな形があって、変異がみられて面白かったです。
    ヒロハクリハランもまだ見ていないので違い等これからゆっくり復習しますね。
    シダのフォルダーがちょっと重くなって来ました。時間がかかってばっかりですが、こちらで拝見、助かります!
    2015.05.25 17:38 | URL | #YPF4kFnU [edit]
    光田 重幸 says..."自生地に見参とは、うらやましい"
     陽だまりさんに案内していただいたのですね。そういえば水路脇に生えているようなことを書いておられました。クリハランもこんなところに生えることがあります。
     現在までに確認されているハゴロモやヒロハの自生地は、石灰岩地や石灰岩植物が見られるところ。クリハラン自体も京都では石灰岩地や緑色岩地に見られることが多いのですが、四国・九州ではこの傾向ははっきりしません。それがハコロモやヒロハになると… 面白いですね。
     すでに他所で書きましたが、ハゴロモもヒロハもクリハランの変種や品種ではありません。未知の二倍体種との雑種であることは、ほぼ確定的(武井説)。クリハランは四倍体ですから、未知の二倍体をつきとめるのが先決。それが、書かれているovatus種なら面白いですね(日本からは未報告)。三倍体の雑種であるため、胞子はできないようです。陽だまりさんに頂いた胞子は一部が正常のように見えたのですが、まったく生えませんでした。
     なお武井さんは、ヒロハとハゴロモは同じものという見解です。私も「そうかな」とは思うものの、ハゴロモのほうが葉の色が淡く、葉質も薄い傾向があるようにも思います(この点山口県のヒロハーヒロハのタイプ標本産地ーは葉色が淡く、葉質も薄いですから、結局ヒロハとハゴロモは同一か?)。葉質がやや厚めのヒロハは、はたして何?
    2015.05.25 20:16 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    光田 重幸 says..."追伸"
     ハゴロモのタイプ産地は愛媛県です。分布に愛媛を忘れないでください。もっとも、田川氏が記載したタイプ標本は植栽だった可能性もありますが、愛媛県でも西条市その他に自生していることが確認されています。
     ヒロハのタイプ産地は、すでに書きましたように山口県です。ハゴロモクリハランのタイトルで山口県を入れるのなら、本文中で「ヒロハはハゴロモと同じものとして扱う」という一文があってしかるべきです。タイプ標本の産地を無雑作に扱うのは感心しません。
    この本文に書かれた内容は平凡社のシダ図鑑から写されたものと思いますが、「ヒロハクリハランは琉球の型」とか、ハゴロモの産地に山口を挙げ愛媛を抜かすとか、原典を無視してもうめちゃくちゃなのです。けっして信じてはいけませんよ。
    2015.05.25 20:23 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda says..."★こまさんへ★"
    こまさん、こんばんは。
    遠征の記録がちゃくちゃくとまとめられていますね、楽しみに読ませてもらっています。長崎のヒロハクリハランを復習していたら、こまさんとヒロハクリハランを一緒に探す約束をしていました。沖縄行きが行けなくなったときのことです。また、いつか沖縄に行ったときは1日長くいて、シダを探してみようかなぁ・・・こまさん、付き合ってください。
    2015.05.25 23:53 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    panda says..."★みっちゃん先生へ★"
    みっちゃん先生、こんばんは。
    京都は夏日でしたね、長崎はそれほどの気温でもなかったのに、午前中草取りをしたら、今日は一日クラクラして、さっきまで寝ていました。急に暑くなったので無理をされないでくださいね。
    福岡のハゴロモもかなり広い範囲で群生していました。ハゴロモになったものもあれば、ヒロハのようなものもあり、Neolepisorus ovatusの図譜のようでした。でも、ここのは3倍体だから違うのですよね。
    それから、ヒロハとハゴロモが同じものというのは、福岡のハゴロモを見る限りではヒロハみたいな形のものも一緒にでているのでそう思えます。
    長崎の石灰岩質のヒロハクリハランはツノを出しているものがまれなのですが、乾燥標本で比べて、葉の厚さは同じくらいで、ちょうどツノになる部分をふくめて全縁にしたような形です。

    ブログの内容については、何を参考にしたらよいのかわからなかったので、出典を書き添えてコメントを読んでもらえるように書き加えました。いつもありがとうございます。
    2015.05.26 00:48 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    陽だまり says...""
    福岡県北部のハゴロモとヒロハの艶なしタイプは混生状態にあり、見た目には雑種の変異の幅のうち思えます。pandaさんが見たものは分布域の最北端にあるものでハゴロモ型の出現率が低く、突起も小さなものが多い群生です。福岡県南部のヒロハ大群生地ではハゴロモ型が皆無でしたが葉の質は艶なし型で厚く北部の艶なし型と似ています。県北部には艶があるハゴロモ型もありますよ。山口のヒロハ(少なくとも二か所ある群生の内見たのは片方)は福岡タイプとは葉の色、厚さ、幅と長さの比など異なるものです。光田先生のもとで着々と調査が進んでいるようで楽しみです。
    2015.05.26 07:28 | URL | #KtOtvm9U [edit]
    panda says..."★陽だまりさんへ★"
    陽だまりさん、こんにちは。
    陽だまりさんがつぶやいた「けっこうどこにでもあるハゴロモクリハラン」が忘れられなくて、長崎にはないのに・・・と思いましたが、ほんとに福岡には多いのですね。私が見た場所のものはあれでもハゴロモの出現率がひくいのですか?標本では長崎のものとは全然違うと思っていたのですが、ツヤナシとツヤアリの違いはあるけれど、似てるかなと思いました。(山口のものは全然ちがいました。)いろんな自生地を見られている陽だまりさんなので、長崎のも是非^m^
    みっちゃん先生のハゴロモクリハランの結果が待ち遠しいですね。どんな2倍体なのかしら?
    2015.05.26 10:38 | URL | #s3xzpNyI [edit]

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