花の日記

 山歩(さんぽ)のときに出会った小さな花たちの記録

イグサ(イ)

イグサ

山の中でも湿地でも田んぼでも・・・ちょっと湿ったところでイグサによく出会います。
草丈も30cmくらい~1mもあるものまで、株も貧弱なものから大株までイロイロ
どれもはっきり区別できなかったので、みんなまとめてイグサとしました。

花

それにしても、花が咲いているイグサはきれいで見直しました。

叢生

茎は細く、花序は稈の途中に側生して(ほんとは花序の上は総苞なので、側生にみえるだけ)
葉は退化、根茎は短く這っています。

果実

花を見逃してしまいましたが、おしべはふつう3個
花序枝は著しく下曲する枝があり、小花はやや密についていました。

さく果

果は艶のある褐色に熟し、外花被片は蒴果の2/3以上。

茎

撮影中ハラビロトンボが参入してきたので、ついピントをトンボにあわせてしまいましたが
茎にははっきりしない条線があるけれど円筒状で中実

湿地

これは湿地の中もの、まばらで草丈もひくい。

スギ林の中

植林されたスギ林の林道ぞいにも・・・
茎は円筒状で条線はめだたず、花序枝がこじんまりしていたのでイグサだと思います。

ホソイは、茎に明瞭な縦溝があり、さく果は緑褐色。
外来種のコゴメイは高さ80-190mと大きな株になり、茎の内部はハシゴ状。花序枝が4-15cmと長い。

私は畳の部屋が好きです。

----------------------------------------------------------
イグサ
別名  イ トウシンソウ
分類  イグサ科 イグサ属
分布  日本全土

イグサの品種
花が球状に密集したものをタマイ
花が少なく、茎は細く長さ1m以上ある栽培品種のコヒゲ
       草丈25cm以下、茎径0.5mmのものをヒメイ
          25~60cm、茎径1~2mmのものをイグサ
          70~100cm、茎径3~5mmのものをタカイ 
web拍手 by FC2

Comment

2014.12.18 Thu 17:41  冷たく扱われているものの代表?

 カヤツリグサ科に熱中する人はいますが、イグサ科に真剣に取り組む人は稀ですね。コウガイゼキショウ類はまだしも、イグサ属はいない?種類も国内には少なすぎるし、雑種もあるのやらないのやら。コゴメイの原産地が不明というのも、わかるような気がします。
 畳表であれほどお世話になっておきながら、冷たいこと。こういう私もその一人でしょうから、これ以上は言わないことにします。別名「灯芯草」といわれるように、灯りの芯にしたとのこと。いつかやってみようっと。
  • #UPCNk2uw
  • 光田 重幸
  • URL
  • Edit

2014.12.18 Thu 17:48  書き忘れ

 そうそう、「あ、い、う、え、お」の中に、生物名はいくつありますか?という問題の答えに、必ず登場するイ。いつか書きましたね? 普通はイとウ(鳥のウ、または古語でうさぎ)が正解ですが、知識がある人は粟(古語でア)、荏(古語でエ、エゴマのこと)、麻(古語でオ)を挙げるでしょうから、すべて正解。大学生には出せない問題ですね。
  • #UPCNk2uw
  • 光田 重幸
  • URL
  • Edit

2014.12.19 Fri 02:04  ★みっちゃん先生へ★

みっちゃん先生、こんばんは
冷たくされているものの代表が「イグサ」ですか^m^ 今年はイグサを見たら写真を撮ってはみたものの、こうしてまとめてみて無駄な努力だったとわかりました。「ヒメイ」かもなどと思っていたのに、単にやせてるだけだったのねと。あとはコゴメイとホソイですね。わかるかな?
あいうえおのお話は聞いたことがあるのに、どこでだったか思い出せません。私にわかるのは「う」と「い」だけです。

お返事を書きながらねむってしまってました。それではおやすみなさい。
  • #s3xzpNyI
  • panda
  • URL
  • Edit

2014.12.19 Fri 13:24  畳とちまき

かって畳表は国産のイグサで編まれました。
でも畳はもう出番が少なくなって天然素材といっても輸入品のようですね。
わずかに生産されているイグサがちまきや笹卷きのひもに使われているとか。
食べる前に長いぐるぐる卷きを戻すのは楽しいですね。
子どもの頃、七夕の短冊を吊るすのにこよりの代用にしたのもイグサだったのかしら?

2014.12.20 Sat 03:33  ★夕菅さんへ★

夕菅さん、こんばんは
畳が大好きな私ですが、いい畳は長くもてるみたいです。借家住まいの身では5年もすると表面がこすれてちくちくします。仕方がないのでござをかぶせて住んでいました。今回は大家さんのお宅だったところに住んでいるので、いい畳のらしく15年住んでいるのにまだきれいです。大切にしたいですね。
笹巻きは長崎では馴染みがなく、初めて食べたときはワクワクしながらヒモをときました。もしかしたら笹巻きにするほど広い葉の笹が身近ないのかもしれません。代わりに小浜の実家ではカヤにまいたチマキです。だからと言って幅の広いカヤがあるわけではないのですが・・・
それから、子どもの頃七夕のこより、よりましたよ^m^ でも線香花火はイグサでした。なつかしいですね。
  • #s3xzpNyI
  • panda
  • URL
  • Edit







(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可

Trackback

http://nannjyamonnjya.blog68.fc2.com/tb.php/2037-7bc63944

この記事にトラックバック(FC2Blog User)

Home

最近であった花

memoφ(。・・。 )memo

マルバグミが食べごろです マルバグミ
大きいので、味を楽しめますよ~!でもよく熟したものがおすすめ

コメントありがと!

TBありがと!

ブログ内検索

最近うまく拾ってくれません<(_ _)>

<< Archives >>

お気に入りの散歩道

カテゴリー

参考文献

Panda

Author:Panda
花の分類・内容については
平凡社
 日本の野生植物草本1-3
 日本の野生植物木本1-2
 日本の野生植物シダ 
 日本の帰化植物
日本帰化植物写真図鑑(全農教)
日本のシダ植物図鑑1-8
     (東大出版)
しだの図鑑(保育社)
日本のスゲ(勝山輝男)
カヤツリグサ科入門図鑑(全農教)
イネ科ハンドブック(文一総合)
日本の水草(文一総合)
日本のテンナンショウ(北隆館)
増補改訂新版日本のきのこ(山溪)
検索入門きのこ図鑑(保育社)
長崎県植物誌(中西弘樹)
長崎県植物誌(外山三郎)
長崎県シダ植物誌(松林文作)
対馬の花ⅠⅡ(邑上益朗)
九州の野の花 春夏秋
日本の野菊(山溪)
樹に咲く花1~3(山溪)

Flora of japan
その他
から引用しています

参考にしているサイト
撮れたてドットコム
大阪南部の自然シダ植物
日本のシダ植物
西宮の湿生・水生植物

「虫えい同好会」の掲示板


ブログ中の風景画像は自生地保護のため、一部修正してあります。

あしあと数

2007.12.19 統計開始

リンク


アマゾンさんから本の画像を借用させて頂いていますので、広告を載せています。

只今修行中φ(。・・。 )

まだ駆け出しの植物好きです。間違いも多々あるかと思います。その際はご指摘いただけると幸いです。どうぞよろしくお願い致します。また、個人的なメールも下記より送信してください。

メールフォーム

画像が「not found」になる場合

拡大する画像が 「not found」や「404エラー」の場合。再読み込みしても表示されない場合
http://blog-imgs-42-origin.fc2.com/n/a/n/nannjyamonnjya/IMG_0084.jpgの中の-originを抜いたURLだと表示されることがあります。 ネット上には画像があるのですが…

Top