花の日記

山歩(さんぽ)のときに出会った小さな花たちの記録
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…イネ科イグサ科
  • コバノウシノシッペイ

  • ムチ?

    ウシノシッペイの仲間は小穂が密着して棒状なのでわかりやすく

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    ひょろっとした姿は、牛を追う竹箆(しっぺい)、ムチにみえますか?
    これはコバノウシノシッペイのようだと教えていただきました。
    各部を載せてみますので、見てくださいね。

    穂

    総は茎頂や葉腋につき複数あるものも

    小穂

    小穂は花軸の各節から無柄のものと有柄が2個づつつき、
    第一苞穎の幅は先端付近で急に狭くなっています。

    花

    花が咲いてるところ、けっこう可愛い。

    葉

    葉幅は上部のもので1mm~下部にいくと5mmほどになります。
    葉身の開出角度はウシノシッペイより広く30-60度

    鞘

    葉鞘が茎を緩く包むため、腋芽を生じると大きく隙間が空くのも特徴なのだそうです。

    基部は這う

    基部は這い節から根を出して多分岐、伸ばしてみると私の身長くらいあります。

    全体

    立ち上がっているのは50cmくらいで、こんな感じ。
    空が明るくなってきました、小鳥の鳴く声が聞こえてきます。
    カエルやヒグラシの声もします。夜明けって突然始まるの?

    ----------------------------------------------------------------
    コバノウシノシッペイ
    分類  イネ科  ウシノシッペイ属
    分布  本州~九州

    クリックすると大きくなります。 小穂のサイズ

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    葉鞘は稈をゆるく包む。
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    7 Comments

    光田 重幸 says..."たしかに、可愛い姿ですね"
     ウシノシッペイは当地では私の背丈を超えるほど繁り、通り抜けもできないくらい。それに比べたら、これは可愛い姿ですね。葉鞘が外れかかっている特徴が決め手とマツモムシさんのページで見ましたが、ドンピシャです。
     シッペイはシッペ返しのシッペで、牛のシッペイとは牛を励ます(ときには叱る)鞭のこと。私が子供のころはまだ農家に労働力として牛が飼われており、鞭を使う姿も何度か見ました。記憶がはっきりしないのですが、その鞭は、崖によく垂れ下がっている竹の根茎だったような気がします。
     ウシノシッペイは実物を見る前に図鑑で知っていたので、「ああ、これか」という感じでした。しかし、名前の似たウシクサを初めて見たときには、「こんなセッコクに似たイネ科があったのだろうか?」と半信半疑。図鑑には載っているのですが、小さいから気づかなかったのでしょう。そのウシクサ、私はまだ3度見ただけ。花崗岩質の崖地や岩棚のような痩せ地にあり、長崎でもあると思います。
     あ、寝不足運転にお気をつけください。
    2014.08.14 08:58 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda  says..."★みっちゃん先生へ★"
    おはようございます。
    コバノウシノシッペイでよさそうですか?ありがとうございます。
    日向と半日陰のところで見たものを、ウシノシッペイとコバノと思っていいたものだから、違いをみつけることができなくて悩んでいました。マツモムシサンの「葉鞘が外れかかっている特徴が決め手」の一言で、どちらもコバノだとわかり解決。やはり日向のものが大きく育つようです。
    ウシクサはセッコクに似ているのですか?画像検索してみるとシバみたいな写真がでてきます。今の季節に見つけなければセッコク似では探せないですね。散歩のときに気をつけてあるきます。気をつけるものが多くなりすぎて忘れないようにしなくちゃ ^m^

    そうそう、私の子どもの頃も牛が田を耕していました。川で泳いでいると「牛の臭いがしない?」なんてこともありました。家に帰る途中で牛を洗っているのには大笑い。田舎道で牛とすれ違うときは怖かったですよ、それより何より、注意しないと牛の糞を踏んでたいへんなことになりました。

    家族で移動するときは主人が運転するので大丈夫です、ありがとうございます。
    2014.08.14 10:28 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    マツモムシ says..."コバノさん"
     満を持しての登場ですね。ウシノシッペイやカモノハシの仲間は小穂がはめこみ式なのが、何となくメカニカルに感じてカッコイイと思ってしまうのは私だけでしょうか?有柄小穂の柄までが中軸に合着して、1本のシッペイに隙間なくきっちりと収まってしまっているのがスゴイです。苞頴は硬くて分離し辛く、防護も万全。見た目単純な形ですが、機能は完璧です。

     ウシクサは兵庫では貧栄養地が多いので、年に3回くらい見ます。葉の形が好きで、見つけると嬉しくなるものです。長崎でウシクサとともに是非見て頂きたいのはイタチガヤ。これも斜面や崖のような場所に生え、ミズスギが張り付いているような棚田の土手にも現れます。涼しげな姿でイネ科の中では最も好きなものの一つです。
     牛の思い出といえば、小学生の頃淀川の河川敷で牛の放牧をやっていたのを思い出します。大きなゾウリみたいな牛の糞があちこちにありましたが、あまり臭いとは思いませんでしたね。そういえば、川で投網で漁をやっている人も普通にいました。でかいニゴイなんかは「これは不味いから」といって放っていました。
    2014.08.14 22:30 | URL | #7qQ58teA [edit]
    panda  says..."★マツモムシさんへ★"
    マツモムシさん、こんばんは
    ウシノシッペイやカモノハシは図鑑で見て、見てみたいものの一つでした。というのも、これなら一目見てわかるかもと思ったのです。でも最初に間違えたのはボウムギ、はめこみ式の小穂だけしか頭になかったのです。次はイヌシバ・・・ r(^^;  図鑑では大きいのにこんなに小さいんだと思ったり・・・^m^
    だから、ほんもののカモノハシやコバノウシノシッペイと出会えたときは大きくて、自分の中では「えへへ」という感じでした。コバノは前にマツモムシさんから長崎にはたくさんあると聞いていたので、どこを撮ればいいのか一応の心積もりはあったのです。それで、名前にたどり着けました、ありがとうございます。
    小穂がはめこみ式のカモノハシやウシノシッペイ、私も好きです。

    イタチガヤはウシクサより大きそうですね。一応画像検索してなんとなく頭には入ったみたいなのですが・・・ナンゴクベニシダをはじめとして、ドロイなど多岐にわたり気をつけようと思っているものが増えてきました。目で見たものに頭が反応してくれるか?それだけが気がかりです。でも、イタチガヤのイタチ色の花序は今からですね、湿った斜面は必ず観察してみます。
    2014.08.15 01:12 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    マツモムシ says..."ウシクサやらイタチガヤやら"
     おはようございます。
     経験的にウシクサとイタチガヤの大きさはあまり変わり無いように思います。どちらも小さなイネ科草本。小さなイネ科草本は好きな部類で、どこにでもあるコブナグサやハイチゴザサ、ヒナザサ、チョウセンガリヤスとかは好きなイネ科Best20に入ります。イタチガヤ>ウシクサ>チョウセンガリヤスという順位で好きなイネ科ランクの上位にあります。

     気になるものは漠然と覚えていればよいと思います。あれもこれも覚えなければというストレスを自ら課する必要はありません。意識していなくても、無意識が「コレ、怪しい」とか「ちょっと違うんじゃない?」みたいなサインを送ってくれます。こういう状況で新しい自生地を見つけたとか、新知見が得られた場合、『呼ばれた』と称しています。別に奇跡でもなんでもなく、必然のもとにデータが自ずと集まった、思考がデータを呼び寄せたというような状態です。こういう場所にはこういう植物が居心地のいい状態であるだろうという思考の在り方は、それが写し鏡のように現実に再現される可能性があります。こんなことは夢物語のような話かもしれませんが、あまりにも都合よくなんとなく望むものが簡単に現れるとは思いませんか?
     ウシクサ、イタチガヤ、ドロイ、ナンゴクベニシダ・・・pandaさんの眼の前に現れるのは目前といっていいでしょう。草達は認識されるのを待っている。そうとしか考えられないのです。
    2014.08.15 07:23 | URL | #7qQ58teA [edit]
    光田 重幸 says..."マツモムシ哲学に賛意を!"
     そうそう、難しいものや取りつきにくいものは、楽しんでこそ乗り越えられるもの。意識など1%、99%は無意識。それは私の哲学でもあります。「よくわからないけど、見つかったらいいな」と、漠然と思い続けること。恋人探しに似てる?
     私の希少植物探索も、その流儀です。もちろんそのためには、過去の産地や航空写真、地形図や地質図の読み込みなど、ありとあらゆることをやるのですけれども。
    2014.08.15 07:53 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda  says..."お盆が終わりました。"
    みっちゃん先生、マツモムシさんこんばんは
    マツモムシさんの好きなイタチガヤ、見てみたいです。今日は島原半島のほうの実家に帰る途中、湿地の様子をみてきました。イネ科がいっぱい!どこから手をつけたらいいの?・・・щ(゚ロ゚щ) ウヲオオオ という感じでした。あせらず、のんびり一歩づつ確認するしかないですね・・・

    みっちゃん先生やマツモムシさんの仰せの通り、漠然と覚えて「コレ、怪しい」とか「ちょっと違うんじゃない?」みたいにわかるようになるために、とにかく身近なものから攻略していかなくては、なにもかも名前がわからない状況なのです。でも、カヤツリグサ科は属の見当はつくようになりました。ちょっと進歩ですか?まだまだ先は長いのでどうぞよろしくお願いします。
    2014.08.15 21:32 | URL | #s3xzpNyI [edit]

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