花の日記

山歩(さんぽ)のときに出会った小さな花たちの記録
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シダ・コケ
  • キヨスミコケシノブ

  • キヨスミコケシノブ?

    昨日は雨の中を山登り・・・・1200m付近で「これがキヨスミじゃ?」なんて
    長崎で見ることのできるコケシノブの仲間で一つ残っていた、キヨスミコケシノブらしきシダ発見。
    でも、絶え間なく雨が降っているので、カメラが出せません。
    防水のコンデジで撮ったのですが、水浸しで何がなにやら

    ピンともあっていない

    ブレてるのか、ピントすらあっていません。ごめんなさい。

    クリックすると大きくなります。

    それで、少しもらってきた標本で確認してみました。
    根茎は細い針金状で、葉の形や葉脈が出る角度など、見た目はコウヤコケシノブに似ています。

    大きくすると

    でも、2回羽状深裂で、裂片は全縁。(コウヤコケシノブは鋸歯がある)

    裏

    それから、葉裏の軸上に淡褐色の短い毛が宿存するというのも特徴なのですが
    よくわからないのですが、淡褐色の毛のような鱗片のようなものがありました。

    ソーラス

    ソーラスがもっとたくさん頂生していれば、キヨスミとわかりやすかったのですが
    かろうじて、てっぺんに1個ついていました。包膜は2弁状でほぼ全縁。
    コケシノブも考えたのですが、コケシノブはもっと羽軸が鋭角につき、葉裏の軸上に毛が残らないようです。

    葉軸上の毛

    マイクロスコープで葉裏の軸上の毛を見てみました。
    曲がっているので正確には測れないのですが、大まかに1mm以下くらいかな?

    クリックすると大きくなります。 横からみてみました。

    毛が浮き上がっているのでこれ以上はっきり写せないのですが、所々に節があり多細胞?

    ただいま、マクロがドック入りしてます。はやく帰ってきて~。+゚(゚´Д`゚)゚+。

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    キヨスミコケシノブ
    分類   コケシノブ科  コケシノブ属
    分布   本州(関東地方以西)~九州
    撮影地  熊本

    樹幹(稀に岩上)に着生する常緑の多年草。

    クリックすると大きくなります。
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    6 Comments

    光田 重幸 says..."ふうむ…"
     コウヤやただのコケシノブでないことは明らかですが、鱗片?というのが写真では分かりづらいです。それに、包膜のようすが典型的なキヨスミではありません。キヨスミでは一般に包膜の縁は鋭い歯牙になります。写真のものは波状?
     この鱗片みたいなもの、それこそ顕微鏡かシャープにカメラで写せないと、判断は難しいです。九州南部の深山だと、未知のコケシノブ類まで考慮にいれなければなりませんからね。
    2014.06.23 23:32 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda  says..."★みっちゃん先生へ★"
    みっちゃん先生、おはようございます。
    多細胞の毛なのかマイクロスコープで見てみました。毛が浮いているのではっきり写せないのですが、節のようなものが見えます。画像を追加したので、見てくださいね。
    それから、キヨスミの包膜が歯牙縁なのか、ほぼ全縁なのか迷いました。キヨスミコケシノブで検索すると、ノパさんの写真が一番目で歯牙縁だからです。マツモムシさんのはコウヤコケシノブだったので、次は、みっちゃん先生の京都府のレッドデータ。「包膜もほぼ全縁である。 」と書いてあったので、ほぼということは、このくらい波うってもいいのかな?と思ったのです。
    みっちゃん先生と交代で、私はそろそろおやすみなさい。今日もありがとうございました。また明日よろしくお願いします。
    2014.06.24 02:50 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    hnd says..."キヨスミコケシノブの包膜"
    杉本順一:「日本草本植物総検索誌 III シダ編」(1966) や 倉田悟・中池敏之:「日本のシダ植物図鑑 1」(1979) に図示されたものはこの写真に似た様子ですね.
    光田先生の「しだの図鑑」(1986) の線画では包膜に鋸歯がはっきりと描かれていますね.
    岩槻邦男:「日本の野生植物 シダ」(1992) には「包膜は(中略)全縁」とありますが,如何なものか……

    ちなみに原記載では "erose"(不揃いの歯がある)となっています.
    2014.06.24 04:42 | URL | #dao85L4E [edit]
    panda  says..."★hndさんへ★"
    hndさん、おはようございます。
    「日本のシダ植物図鑑 1」では確認したのですが、これには歯牙とまではいかなくても、歯があるように見えます。「しだの図鑑」ではコウヤのはっきりした歯牙と比べると小さなギザギザが書いてあります。それで、どのくらい?と迷ったのですが、京都のレッドデータの記述を見てキヨスミに決めました。ブログにも書いたのですが、もっとたくさんのソーラスがついていれば歯牙のようすなどはっきりわかったのにと思いました。

    "erose"(不揃いの歯がある)というのが、「日本のシダ植物図鑑 1」の図譜なのかな? hndさん、いつも詳しい説明をありがとうございます。「歯」について少し理解できたような気がします。
    2014.06.24 08:11 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    光田 重幸 says..."ほいほい"
     あらたにアップされた毛の写真を見て、キヨスミコケシノブの変異内ということで、了承しました。
     今日から木曜日にかけて、ハードな日が続きますので、コメやレスができないかもしれません。よろしくです。
    2014.06.24 08:23 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda  says..."★みっちゃん先生へ★"
    みっちゃん先生、お忙しいのにありがとうございました。キヨスミコケシノブの変異内ということでよいのですね。またいつかキヨスミに出会ったら、この包膜について、もっと詳しく見てみます。
    しばらく、花をアップしてみっちゃん先生を待ってます (。-人-。)
    2014.06.24 08:37 | URL | #s3xzpNyI [edit]

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