テンナンショウの仲間(1)
テンナンショウの仲間は似たものが多くて難しいのですが
舷部を開けて、思わず笑ってしまったムロウテンナンショウ
このちょっと膨れた緑色の付属体
つい、どんなふうになっているのか見たくなる私の悪いクセ r(^^;
他の特徴は似たりよったりだけど、この付属体は忘れられません。
遠くにあっても、ちょっとのぞけば緑色の頭が見える。
この山では普通にありました。
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もう一種類、コウライテンナンショウと教えていただきました。
でも、長崎にあるマムシグサと似ていて、私には見分けられそうにありません。
やっぱりテンナンショウの仲間は難しいですね。
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ムロウテンナンショウ
分類 サトイモ科 テンナンショウ属
分布 本州(愛知、福井、近畿地方)
舷部の内側
ムロウテンナンショウのもうひとつの区別点
「微細な乳頭状突起が密にならぶ」と教えていただきました。
口辺部は狭く開出。舷部は広卵形で先は急に狭くなり筒部より短いものが多いようです。
葉は2個で第2葉は小さい。小葉は7~17枚で鳥足状につく
コウライテンナンショウ
分類 サトイモ科 テンナンショウ属
分布 北海道~近畿地方
平地から山地で普通に見られ、変異が著しい。