花の日記

山歩(さんぽ)のときに出会った小さな花たちの記録
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…カヤツリグサ科
  • ヒメゴウソ

  • ヒメゴウソ

    最近、こんなスゲをよくみます。
    同じなのか違うものなのかよくわからないけれど、一つづつ進めてみます。
    小穂は3-5個、頂小穂は雄性、側小穂は雌性で鱗片は緑白色

    全体

    日当たりのいいため池の縁にはえていました。
    有花茎の長さは40cmくらい、雌小穂の長さは2-4cm幅3-4mmくらいです。

    雌鱗片

    雌小穂をアップでみたところ

    果胞

    果胞には乳頭状の突起があります。
    果胞は広楕円形で扁平、鱗片は果胞より短い。
    嘴は短く、口部は凹形、そう果はレンズ状。

    根茎

    根っこは引き抜くことができなかったのですが、葉は叢生して
    葉の幅は2-6mm、ということでヒメゴウソだと思います。


    ヒメゴウソ?

    もう一つは、木漏れ日があたるような湿地の中で

    雌小穂

    日向のものより小穂が長く6cmほどあり、芒が果胞より長いものがありました。

    小穂

    草丈は60cmくらいと全体的に大きめで、

    全体

    ホナガヒメゴウソと区別することもあるようです。

    ※ヒメゴウソは別名アオゴウソとも呼ばれるように、色が青白く見え乳頭状突起も多いそうです。今回のヒメゴウソは典型的なヒメゴウソではないようなので、また、ヒメゴウソを見つけたときに追加してみますね。(2014/06/08)

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    ヒメゴウソ
    別名  アオゴウソ
    分類  カヤツリグサ科 スゲ属 アゼスゲ節
    分布  北海道~西南諸島

    ホナガヒメゴウソはヒメゴウソより大きく、雌鱗片の芒は果胞から飛び出す。

    クリックすると大きくなります。 包葉は葉状で無鞘
    クリックすると大きくなります。 葉 5mmくらい
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    2 Comments

    光田 重幸 says..."ピンポン!"
     快調ですね。ヒメゴウソ、ホナガヒメゴウソともに正解と思います。
     決め手は乳頭状突起が全体に、とくに果胞には密集するため、白っぽく見えること。ときにはこの突起がほとんどないこともあるのですが、変異は連続するため、ゴウソとホシナシゴウソのようには区別されていません。
     ゴウソ類の痩果は果胞にゆるく包まれている代表格。果胞ごと脱落して水に浮き、遠くへ運ばれます。
     あとはアゼナルコやオタルスゲに注意するのが早道。でも北九州にはツクシナルコというアゼナルコに酷似する種類もありますから、注意が必要かも。私は生の状態で見たことがないのですが、稀なものらしいです。
    2014.04.30 05:13 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda  says..."★みっちゃん先生へ★"
    おはようございます。ヒメゴウソでよかったですか?ありがとうございます。
    決め手は乳頭状突起で白っぽく見えることなのですね。まだ、スゲ全体を知らないので、乳頭状突起というものが他の似たスゲにあるのかないのかわからず、このアドバイスはとてもうれしいです。
    果胞にゆるく包まれているわけもわかりました。アゼナルコは頂小穂が雌雄性、オタルスゲは糸網でしたね。ツクシナルコはまたアゼナルコに出会ったときに考えてみます。
    今日も一日曇り空のようです。
    2014.04.30 07:11 | URL | #s3xzpNyI [edit]

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