花の日記

山歩(さんぽ)のときに出会った小さな花たちの記録
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…カヤツリグサ科
  • イソアオスゲ

  • イソアオスゲ

    ヒメアオスゲとイソアオスゲの違いを知るために、海岸を歩いてみました。
    アオスゲの仲間だということはわかるようになったかも・・・
    まわりにたくさん生えていたので、一株抜いて調べてみました。

    葉幅が広い

    葉幅が下部の色の濃い葉では4mmあります。
    若い葉はそれより細いのですが、まっすぐ伸びて有花茎よりも高く
    包が花序よりも長く伸びています。
    葉の手触りは、あまりざらつきません。

    根際に雌小穂がある

    根際には雌小穂があるものもあり

    根っこ

    匐枝もでていました。基部の鞘は褐色で写真ではわかりませんが艶があります。

    花序

    雄小穂は1cm、雌小穂は2-4個で花数は少なく10個くらい。

    果胞

    果胞は今までよりちょっと大きくなっただけで、剥がしやすくなりました。
    雌鱗片の芒は短めです。

    海岸へ通じる道沿いに、よく似たアオスゲの仲間がいました。
    葉は細く、芒は短め、果胞は細く2mm以下、匐枝があります。基部の鞘は淡褐色なので
    ヒメアオスゲかな?と思うのですが根際に雌小穂があり、あまりざらつきません。
    これは何だろう?と当てはまるものがありません。
    そんなところが難しいですね。

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    イソアオスゲ
    分類  カヤツリグサ科 スゲ属
    分布  本州(太平洋側は関東南部伊豆諸島以西 日本海側は福井県以西)~トカラ列島

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    クリックすると大きくなります。 包葉には短い鞘がある。
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    6 Comments

    こまつな says...""
    スゲの仲間、順調ですね。イソアオスゲ、岩場の隙間に生えてなかな良い感じ。沖縄にはないのかぁ~
    痩果も綺麗で、大きさのちょっとの違いで扱いやすくなりますよね。
    2014.04.20 11:40 | URL | #YPF4kFnU [edit]
    panda  says..."★こまさんへ★"
    こまさん、こんにちは
    今日はいっしぃさんと約束していたのですが、雨の予報で中止、なのに空は晴れています。こんなことってあるのよね・・・笑
    でも、週末何時も雨が降っていたのがこれでサイクルが変わるといいんだけど・・・・また今週末に予定を入れているのです。
    スゲも難しいね。平凡社の「日本の野生植物草本編」ではたどり着けないことも多く、「日本のスゲ」で検索しています。それでも記述が少ないので、やっぱりマツモムシさんのHPが頼りですよね。どれも、どうかなぁと確信が持てないでいます。
    果胞は今回は片手で押さえることができたので、うまく剥がすことができました。そういう時ってうれしいのが・・・笑
    2014.04.20 15:05 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    光田 重幸 says..."こんなにやすやすと…"
     きのうイソアオスゲの話をしたように思ったら、もうゲット!果胞も大きめだし、株基に雌小穂もあるし、間違いないでしょうね。岩の間に生えて痩せたものには伏枝が出ないものもあり、そんなところには要注意かもしれません。
     大きめの果胞とはいえ、剥きかた上達しましたね。
    2014.04.20 17:52 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda  says..."★みっちゃん先生へ★"
    こんばんは。
    イソアオスゲとヒメアオスゲは長崎には普通にあるのだと思います。
    もっとイソアオスゲより葉幅が広くて果胞も大きいものを見つければハマアオスゲで、海岸部のアオスゲの仲間がそろいますね。長崎は30分も走れば、どこにいてもすぐ海に出ます。見落としている花が見つかったりして、楽しいですよ。
    先生、この仲間には雑種はできないのですか?分けることができないものも見かけます。似ているから仕方ないのかもしれませんね。
    2014.04.20 22:02 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    光田 重幸 says..."スゲ類の雑種"
     難しい質問ですね。結論をいえば、私は雑種が普通にあると思っています。研究者が少なく、そこまで手が回らないだけでしょう。
     一つの属に300もの種があるということは、種分化が旺盛を極めているということ。ランのようですね。
     ラン科では、エビネ類を中心に、たくさん雑種ができます。ナツエビネとリュウキュウエビネを交配して育てたことがあるのですが(イヨという組み合わせ)、普通に交配できますし、雑種の種子も正常。いや、カトレヤの仲間では異属間でも交配できますし、雑種の種子も正常です。種の定義に反するわけです。
     それではすべて同種かというと、キエビネと普通のエビネが同種という人はいません。研究者は、「第四紀に種分化しているものは、雑種でも正常なのだ」などといいますが、これはなんだか苦し紛れ。
     今回pandaちゃんが見つけた怪しげなものも、このような雑種かもしれません。スゲ類でも、あきらかに中間型で種子が異常なものがあれば雑種だと判定できますが、そんなものは見つかっていない?
    2014.04.21 05:30 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda  says..."★みっちゃん先生へ★"
    おはようございます。
    持ち帰ったものの中に分けることができないまぜこぜの特徴があるものがあります。でもアオスゲの仲間はみんなが似ているのでどれの中間型かわかりません。今一番頻繁に出てくるのがヒメアオスゲのようで根際に雌小穂が出てくるものです。種子は完全で小さくヒメアオスゲくらい。固体は小さく花茎が10cmくらいです。まだアオスゲの仲間をたくさん見ているわけではないので、もうしばらく観察してみます。
    でも、スゲの雑種はパスしたいという心境の私です r(^^;
    2014.04.21 08:26 | URL | #s3xzpNyI [edit]

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