メアオスゲ
なんとなくヌカスゲ節のスゲがわかりかけてきたので
アオスゲやノゲヌカスゲに比べると小さめ、というので調べてみることにしました。
根ぎわに雌小穂が見えます。
叢生していますが、匐枝はありませんでした。

雄小穂は短くこれは5mm、雌小穂は雄小穂に接して数個ついています。

包には鞘があり(前葉は中に隠れていました)
雌鱗片には長い芒が、雄鱗片にも芒があります。

今回も果胞が小さめなので、ものさしで測りなおしたのですがやはり2mmくらい。
根際にある雌小穂と包の鞘が長いこと、雄小穂に芒があることから
メアオスゲと思いました。
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メアオスゲ
別名 ノゲアオスゲ
分類 カヤツリグサ科 スゲ属
分布 本州~九州 伊豆諸島

雄小穂は線形で5-15mm

雌小穂の長さは1cmくらい。果胞の脈は不明瞭でまばらに毛がある。

匐枝は出ていませんが、根茎はつながっていて大きな株を作っていました。
葉が短いので幅広く感じますが、葉幅1-2mm。
