花の日記

山歩(さんぽ)のときに出会った小さな花たちの記録
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シダ・コケ
  • ヒリュウシダ

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    沖縄を4日間走って思うことは
    ヒリュウシダとオオタニワタリとクワズイモは雑草的に生えているということです。
    そうなると、当然かっこいいヒリュウシダがあっても車を止めることはなく
    ま、次でいいかな?なんてことに。

    かわいい!

    この新芽がかっこいいでしょう♪なんてパチリ

    葉柄

    羽片が痕跡的になった突起を基部近くまでつけるのが特徴よ♪とパチリ

    全体

    ヒリュウシダは葉の長さが2mを越えることもある大きなシダなので
    全体を撮ったのはこれ一枚だけでした。どうでもいいようなヤブだけど

    根茎

    根茎は塊状で短く立ち

    ソーラス

    シシガシラと同じ科なので胞子葉をつけるのかと思ったら、
    裏面に羽軸に沿った長いソーラス、名前を知らなかったらコモチシダの仲間を調べそう。
    ここで、シシガシラ科にヒリュウシダ属とコモチシダ属があるだと今頃気がつきました。 (^_^;)ゞ

    散策

    道路沿いにも多いけれど、山道にもたくさん。でもみんなは足元の花を見てます。
    私だけヒリュウシダ

    赤い色に

    若くて赤みを帯びたところがカッコいい。ということで、
    なんだかヒリュウシダはあっちこっちで撮った写真の寄せ集めになってしまいました。
    それで結局、羽片の形とか観察していなくて
    「葉質は薄くて柔らかく、表面にはややつやがある。」なんて体感していないのでした。

    でも、似たものはないですよね・・・
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    ヒリュウシダ
    分類  シシガシラ科 ヒリュウシダ属 
    分布  屋久島~沖縄 小笠原
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    4 Comments

    光田 重幸 says..."ヒリュウシダに似たもの"
     そのとおり、似たシダは日本にはありません。木性シダというとヘゴやディクソニアが有名ですが、ヒリュウシダ類も立派な木性シダ。南米のブラジルシシガシラや太平洋諸島のギバム種などが、温室でよく栽培されています。ヒリュウシダは東アジアの熱帯~亜熱帯に広く見られる種類で、裸地のパイオニア的なところもあります。道路わきに多いわけですね。
     屋久島では絶滅したともいわれますが、学生時代に屋久島でヒリュウシダを初めて見たときには感激しました。コモチシダ属は葉脈が細かく結合しますが、ヒリュウシダ属ではすべて遊離。属の区別で困るようなことはありません。ただ、東南アジアにあるステノクラエナは一見遊離脈ですが、羽軸に沿って一列の細い網目をつくります。木に登る丈夫な蔓性の植物で、温室などで栽培されていることがあります。
     シシガシラ類とヒリュウシダ類は、葉の二形性のあるなしで別属にされることがあります。しかしオーストラリア圏にあるペンナマリナ種は、明らかにシシガシラ類なのに充分な二形性にならず、現在では両者を同じ属に入れることが多いようです。
     入試業務や自分の分の採点も終わり、これからはピーマンやトマトの種まき育苗、ストーブ用の木の伐採などの季節労働者の時期に入ります。
    2014.02.18 08:23 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda  says..."こんにちは"
    みっちゃん先生、こんにちは。また寒くなりましたね。
    先生、大温室にある名前の落ちたシダが何なのか?と保留にしていたのですが、どうもブラジルシシガシラのようです。こんなところで名前を拾っちゃっいました。ヒリュウシダはパイオニア的なところがあるのですね、道路沿いにたくさん見かけました。大きく育っているところは見ごたえがありましたよ。初めて見たので感激で、一人なら車を止めて鑑賞していたかも (^_^;)ゞ
     コモチシダ属などと思う私は、まだ葉脈にまで注意がいっていない証拠ですね。オサシダも胞子葉は立っていないからヒリュウシダもシシガシラ属でいいのだなと思いました。やっと見かけたシダを名前で呼べるようになってきたので、これからは、もっと細かいところまで観察できるように頑張ります。
     お仕事お疲れ様でした。2月も末になるとネコノメさんが目を覚まして、少しづつ春を感じられるようになります。私も植物園の花の種まきしなくちゃ・・・
    2014.02.18 18:41 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    hnd says..."シシガシラ科の系統"
    シシガシラ科の系統に関しては,オオツルキジノオ属 (Stenochlaena) の群,コモチシダ属 (Woodwardia) の群,広義のヒリュウシダ属 (Blechnum) の群にまとめられることは確かのようです.それぞれの群同士の系統関係は,S(W+B) か W(S+B) か,まだ確定していないようです.

    広義の Blechnum には Doodia や Sadleria といったかつては別属として扱われることが多かった群が含まれます.その中で,ヒリュウシダを狭義の Blechnum に,シシガシラ,オサシダ,ミヤマシシガシラ等を Struthiopteris として扱われることがあります.田川基二「原色日本羊歯植物図鑑」や中池敏之「新日本植物誌シダ篇」などはそうですね.ところが,最近の分子系統樹の一つではシシガシラ,オサシダ,ヒリュウシダは Blechnum の基準種とは異なる系統に属します.ミヤマシシガシラは Blechnum の基準種と同じ大系統 (Doodia や Sadleria もこちらに含まれます) に属しますが,その中では Struthiopteris の基準種と同系統に属します.

    気になるのは,シシガシラ,オサシダ,ヒリュウシダ等の系統関係が (オサシダ (ヒリュウシダ + (シシガシラ + ハクウンシダ)) となっていることです.ヒリュウシダの系統的位置がほんとうにここでいいのか,今後の研究の進展が待たれます.
    2014.02.18 22:28 | URL | #dao85L4E [edit]
    panda  says..."えへへ"
    ★hndさんへ★
    こんばんは、hndさん。
    光田先生からシシガシラ科の系統についてやさしく解説してもらっているのに、私の知識がまだそこまで到達できていなくてさらりと読んでいました。hndさんのコメントを読んで、ああ、やっぱりちゃんと考えなくちゃだめなのねって、わからない単語を一つ一つ紐解いてみたのですが、「シシガシラ科の系統に関しては,オオツルキジノオ属 (Stenochlaena) の群,コモチシダ属 (Woodwardia) の群,広義のヒリュウシダ属 (Blechnum) の群にまとめられることは確かのようです.」というところまでは理解できました。

    ヒリュウシダに似ているものは世界にはたくさんあるのですね。それ以上はよくわからなかったのですが、hndさんのコメントを理解できる日がくるといいなと思います。それまで、記憶の片隅にhndさんのコメントの存在を刻んでおきますね。
    2014.02.19 00:06 | URL | #s3xzpNyI [edit]

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