花の日記

山歩(さんぽ)のときに出会った小さな花たちの記録
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シダ・コケ
  • コウモリシダ考察

  • コウモリシダ

    私が楽しみにしていたシダ、コウモリシダ第一号。
    葉は3出葉、コウモリに似てるかな?ここからみんなにずんずん置いていかれる。
    だって、山ほどあるんですもの、1号2号3号…どれも撮っていたら遅れてしまいますよね

    胞子葉

    胞子葉の葉柄は長めで、葉も細い。

    葉表

    頂羽片は広披針形、側羽片は短い柄があって長楕円形。
    葉脈は規則正しい平行四辺形の網目つくっています。

    ソーラス

    その小脈上にソーラスはついていて、包膜はない。

    ひと目でわかるので、コウモリシダの変化を楽しみながら歩きました。
    調べてみるとコウモリシダって側羽片の数は1対?
    ネットを見てみると、頂羽片が深裂したような2対くらいまではあるけれど・・・

    側羽片が多い

    側羽片がこれくらい多くてもコウモリシダ?

    これは?

    でも、これはいくらなんでも多すぎと思うな。

    拡大

    こまさんのところで見たエラブコウモリシダ(コウモリシダ×ケホシダの自然雑種)

    ※下記に光田先生からコウモリシダに関してコメントをいただきました。典型的なヒトツバコウモリシダやコウモリシダ、ホソバコウモリシダとは言えないようなので、名前は書かずにおこうと思います。またコウモリシダに出会うことができたとき観察してみます。


    沖縄のこまつなさんのHPが参考になりました
    http://koma33.web.fc2.com/koumorisida.html

    ------------------------------------------------------------
    コウモリシダ
    分類  ヒメシダ科 ヒメシダ属 
    分布  種子島~沖縄
    撮影地 沖縄

    暖地の比較的明るい林内に見られる常緑のシダ。

    根茎 根茎は長く横走する。
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    15 Comments

    光田 重幸 says...""
     コウモリシダ第一号からいきなり難物に出会うとは、そういう星の下に生まれてきているのか、それともややこしいものは放置しがちな研究者が悪いのか…。
     上の4枚の写真は、頂羽片の基部に丸みがありますから、ヒトツバコウモリシダとするしかないでしょうね。ヒトツバ必ずしも一葉ならず。
     下のものは難しいですが、胞子を見ないと雑種とは言いかねるような型で、コウモリシダか、それとホソバコウモリシダとの中間型とみなすのが現状では無難でしょうね。ホソバコウモリシダがコウモリシダの変種とする見解は、こういう型があるからです。
     コウモリシダ類どうしの雑種ももちろんあり得ますが、根茎の形状や生態が異なるオオコウモリシダとの雑種以外は、詳しく調べられていません。
     そういえば、こまさんが「pandaちゃん、沖縄に引っ越してこないかなぁ」なんて言っていたような…。
    2014.02.14 15:57 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    こまつな says...""
    pandaちゃん、こんばんは。
    沖縄の山は各種類だけではなく、一種類でも数はものすごく多くて、歩く足元にいっぱい有るのは返って見逃したりする事が多いです。それぞれ変化を探しながらゆっくり歩ければ良かったけれど。。
    ホソバは一か所にまとまっている事が多いけど、どこもかしこもと言う訳ではないです。エラブは更に少ないけれど、、
    pandaちゃんは持ってるものが有る気がしています。シダの方から近づいて来てくれたのかも^^  今度ふつ~のコウモリさんをゆっくり見てあるきましょ~。
    2014.02.14 20:35 | URL | #YPF4kFnU [edit]
    panda  says..."こんばんは"
    ★みっちゃん先生へ★
     こんばんは、今夜のソチを見るために今、復活しました。
     コウモリシダをアップするときに1枚目より下は全部コウモリシダではないと言われる覚悟はしていたのですが、ま、ままさか全部とは。。。とほほ 
     ヒトツバコウモリシダをはずしていたので、撮ってきたコウモリシダを一株づつ見直してみます。とはいっても沖縄の植物は記述が少なくてわかりにくいのです。ホソバコウモリシダは羽片の数だけしか書いてなかったので、コウモリシダと特徴が重なるのでしょうか。ちょうど今日、琉球植物誌が届いたので読んでみます。

     こまさんが一緒だったらこんなに迷わなかったのに、クロヘゴあたりからみんなについて行けなくなってしまって・・ (^_^;)ゞ でもいつものことだから、みんなほっといてくれて自分の世界に浸っていました。今度はこまさんと一緒に歩いてみたいで~す。

    とりあえず、明後日までには訂正しますので、また見てくださいね。


    ★こまさんへ★
     こまさん、こんばんは。
     コウモリシダはちょうどクロヘゴからシュスラン系の花の辺りまで、延々と・・・ ^m^ 「こまさんがいないとわからない!」とすがりついた辺りです (^_^;)ゞ こんどまず普通のコウモリさんを教えて下さいね。
     そうそう、そのときにリュウキュウイタチシダのソーラスの調査もして、みっちゃん先生に宿題の報告もしましょう。単位もらえるかな?
    2014.02.14 22:19 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    光田 重幸 says..." 単位"
     復活してソチを観た甲斐がありましたね。男子フィギュア初の金です!
     単位? 客員研究員のほうがラクですよ。先生の顔色を伺わなくてすむから。
    2014.02.15 07:26 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda  says..."祝★金メダル"
    みっちゃん先生、こんばんは。
    今日は観察会でした。イチイガシの原生林で木の名前をいくつかおぼえてきました。それから、客員研究員なんて言葉が飛び出してきて、笑っています。それではこまさんと二人、現地客員研究員ということで
    m(_ _)mm(_ _)m

    コウモリシダのことですが、琉球植物誌とFlora of Japanを読んでみると、コウモリシダとホソバは連続しているような感じで
    ヒトツバが頂羽片の基部は心形または円形で、側羽片は単葉まれに3出葉。
    コウモリシダが頂羽片の基部はくさび形(~円形も)、側羽片は1-2(3)対となっていました。
    ホソバは側羽片が2-4対。

    羽片の数より、頂羽片の基部の形と側羽片の形が区別点になるのでしょうか。そう考えて、私の画像を調べなおすとほとんどが1-4枚目の写真で基部が円いというより凹んでいました。(一塊の中に凹んでるのと円いのとまざっているのもあったので、ほとんどという表現をしました)
    なので、ヒトツバコウモリなのでしょうか?
    2014.02.15 20:11 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    光田 重幸 says..."ヒトツバコウモリシダ"
     厳密に言うと、ヒトツバコウモリシダとコウモリシダは連続しています。コウモリもの、もとい、困りものです。これは推測ですが、一葉のヒトツバコウモリシダと三葉のコウモリシダには、雑種があると思います。その雑種は根茎で広がるので、何が何だか分からなくなるのだと思っています。雑種といっても、胞子が異常になるかどうかも調べた人がなく、わからないのです。
     それで、(頂)葉の基部が丸いものはヒトツバ、楔型のものはコウモリと割り切るのです。いつものように、あとはよしなに。(ああ、沖縄で暮していればなぁ)。
     程度問題ですが、ヒトツバの側羽片は頂葉と接近して出るのがふつう。でも、このページではそうなっていませんね。それと、ここで書いたことは胞子葉で比べてください。栄養葉では頂葉基部は丸みが強くなりますから。
    2014.02.15 21:13 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    こまつな says...""
    みっちゃん先生、pandaちゃん、こんばんは。
    以前に写したもので、まだ整理出来ていなかった画像を入れてコウモリシダとその仲間をもう一度整理してみました。
    コウモリシダから他へリンクできるようにして見ました。
    まだ根茎や、葉柄の麟片は撮れていませんが、胞子葉とソーラスは入れました。まだ完全ではないでがレポート準備段階でも観て頂けませんか。

    http://koma33.web.fc2.com/koumorisida.html
    2014.02.15 23:57 | URL | #YPF4kFnU [edit]
    hnd says...""
    中国植物誌第4巻第1分冊 (1997)では,ヒトツバコウモリシダとコウモリシダは次のように記されています.
    ヒトツバコウモリシダ:根茎は径約1.5mm,先端に褐色(深棕色)で被針形の鱗片と鈎型の短毛がある.葉は強い2型性を示す.栄養葉(頂羽片)の基部は深い心形で両側が耳状になる.胞子囊群は成熟すると下面を覆う.
    コウモリシダ:根茎は径約2〜3mm,先端に褐色(棕色)で毛のある被針形の鱗片と灰白色の鈎型の短毛がある.葉は1型またはやや2型性を示す.栄養葉頂羽片の基部は円形から円い楔形(図版に描かれた葉では浅い心形).胞子囊群は成熟しても下面を覆うようにはならない.
    "Flora of China, vol. 2/3" (2013) でも同様に記されています.

    中国で言う Pronephrium simplex と日本のヒトツバコウモリシダが本当に同一のものであるか,判断しかねますが,参考迄に.
    ホソバコウモリシダについては,上記の本を読んでもよく分かりません(別種扱いになっていますが).

    【追記】岩槻邦男先生の「日本の野生植物 シダ」によれば,琉球のヒトツバコウモリシダは中国南部のものとコウモリシダの中間に位置するようだ,とのことですね.つい,あれこれと想像してしまいます.
    2014.02.16 00:24 | URL | #dao85L4E [edit]
    panda  says..."おはようございます。"
    ★みっちゃん先生へ★
    コウモリものの、今回のコウモリシダは、いい勉強材料になりました。コウモリが羽根をすぼめてぶら下がっている姿がヒトツバコウモリで、羽根を広げはじめがコウモリシダ?あんまり似ていないけど気持ちはわかるようなネーミングです。
    胞子葉で頂羽片の基部の形をみることφ(・・。)ゞ
    (頂)葉の基部が丸いものはヒトツバ、楔型のものはコウモリφ(・・。)ゞ
    ということで、また沖縄を訪ねたとき、典型的なものを探してみます。普通にあるシダでも、こんなことがわかると楽しみです。こまさん、またいつかよろしくお願いします。
    2014.02.16 03:40 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    panda  says...""
    ★こまさんへ★
    こまさん、コウモリシダ、ヒトツバコウモリシダ、ホソバコウモリシダみましたよ、ありがとう。ヒトツバコウモリシダとホソバコウモリシダもこんなにはっきり特徴が出ていれば間違えないのにね。いろんな角度から写真を撮ってるから、沖縄のシダはこまさんのまとめたページがとても参考になります。

    2014.02.16 04:05 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    光田 重幸 says..."上の4枚の画像"
     最大の問題は、上の4枚の画像のような型がヒトツバコウモリシダかコウモリシダか、ということ。人によってはコウモリシダだというでしょうし、私もそれに反論するデータを持っていません。そういう意味で暫定的で、「よしなに」なのです。掘り上げて根茎を比べるとか、二型性を中心に比べてみるとか、研究者がDNAから分析するとか、やってほしいことはたくさんあります。
     ただ、仮説としてその程度では面白くありませんね。昔考えたのは、もともと狭義のコウモリシダなどというものは大したものではなく、ヒトツバコウモリシダとホソバコウモリシダとの交雑で形成された複合群ではないか、ということ。私が沖縄に住んでいれば、そういう見方で研究すると思います。
    2014.02.16 05:25 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda  says..."★hndさんへ★"
    hndさん、おはようございます。
    遅くなってすみません、ジャンプを見た後眠ってしまいました。
    中国でのコウモリシダの仲間の特徴をありがとうございました。
    こまさんのヒトツバコウモリをみると、「頂羽片の基部は深い心形で両側が耳状になる.胞子囊群は成熟すると下面を覆う. 」という特徴が少なからずあるように思いました。
    今回はコウモリシダの変化の範囲が大きいのだと理解しました。それが、ヒトツバコウモリシダに似ているものから、ホソバコウモリシダに似ているものまで上記の写真のようにつながっているのかな?
    まるでマルバベニシダのようですね。
    2014.02.16 08:26 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    光田 重幸 says..."こまさんレポート"
     パンダちゃんにも大いに参考になるページですね。とくに名護のホソバコウモリシダには仰天。パンダちゃんのほうへも書きましたが、コウモリシダとはホソバ×ヒトツバ?という仮説で、もう一度取り組む必要はあるでしょうね。とくに根茎の太さ、鱗片の性質、できれば胞子の異常性や形など、それぞれの種群で押さえておきたいものです。
    2014.02.16 08:36 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda  says..."★みっちゃん先生へ★"
    おはようございます。
    前にマルバベニシダこそオオマルバベニシダ(エンシュウベニシダ)とナチクジャクとの雑種起源ではないか?と思っていると言われたことを思い出しました。ちょうどこのヒトツバとホソバの関連の中に、コウモリシダやエラブコウモリシダがあるのでしょうか。だから、暫定的に名をつけるなら「(頂)葉の基部が丸いものはヒトツバ、楔型のものはコウモリと割り切る」のですね。
    今回のように、羽片の数でコウモリシダに似たものを並べていみると、みっちゃん先生が昔考えたコウモリシダのことがわかりました。
     どこで区切るかは見た目なのか、もっと詳しい研究を待つということで理解します。みっちゃん先生の最後のコメントで私の中ではコウモリシダが整理できました。ありがとうございました。
    2014.02.16 08:56 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    panda  says..."こまさんレポート"
    追伸
    ほんとに、ヒトツバもホソバもその特徴が際立っていて参考になりました。
    ただ、私のようなシダが好きというだけの人間にとっては、「とくに根茎の太さ、鱗片の性質、できれば胞子の異常性や形など、それぞれの種群で押さえる」ことまで手が出せそうにありません。みっちゃん先生の研究室で卒論のタイトルとしてはやってみたいですよね、こまさん。
    2014.02.16 09:14 | URL | #s3xzpNyI [edit]

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