おもしろい木1
蜂の巣のような塊から、にょきにょきと何か出ている。虫こぶ?
虫こぶの好きな先生が喜ぶかもと数枚撮ってきました。
花友さんに話すと「○○イヌビワ」と教えてもらったのだけど、思い出せない。
一応、虫こぶ
調べてみると、アカメイヌビワのようです。
沖縄には幹生花の、ギランイヌビワとアカメイヌビワがあり、
アカメイヌビワは葉腋にも花をつけるのですが、幹生花はかたまっている。

葉は先端が短く尖り、新葉が赤っぽいのでアカメイヌビワかなと思いました。
何しろ木が高くて、下からのぞくくらいしかでなくて・・・
だけど、このアカメイヌビワもっと詳しく見てみたいなぁ、こんなの大好き。
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このハナイカダは長崎で見るものと比べると葉幅が狭いのです。

きっと「リュウキュウ」とか「シマ」とかつくのかもと思っていたら当たり!
リュウキュウハナイカダの雄花、

葉には光沢があって、かわいい。ハナイカダはどこで見ても写真を撮りたくなります。
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最後はハドノキ、見たかった花です。
裏山によく似たイワガネがあるので、雌花に花柄があるハドノキはどんなのかな?と

ハドノキは高さ4-5m、イワガネは背丈くらいまで
冬でも葉をつけています。イワガネも沖縄に生えてたら常緑かも? (^_^;)ゞ

ピンクのもやもやしたのが雌花、黒いそう果の周りを包んでいる白い多肉の部分が花被
花と果実が一緒に見られるのですね。
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アカメイヌビワ
別名 テリハイヌビワ、ハルランイヌビワ
分類 クワ科 イチジク属
分布 奄美大島~沖縄


リュウキュウハナイカダ
分類 ミズキ科 ハナイカダ属
分布 奄美諸島~沖縄
ハナイカダの亜種で、葉の幅が狭く高さ2m程度。
ハドノキ
分類 イラクサ科 ハドノキ属
分布 本州、四国、九州、沖縄
高さ4-5mの常緑低木。花期2-4月。
雄花には柄がないが、雌花には柄がある。
