花の日記

山歩(さんぽ)のときに出会った小さな花たちの記録
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ボランテァ日記
  • シダ園つくり

  • シダ園

    植物園の中にシダ園を作りました。今日はそのお手伝い。
    久しぶりに晴れて一枚二枚とこれ以上脱げない状態で作業、でも暑い!

    マルハチ

    シダ園の目印はマルハチ。はじめは何本もあったらしいのですが
    何十年かに一度の寒波で枯れたりして、たった一本だけ生き残っていました。
    その一本も、この夏の猛暑と少雨で葉を落としていたのが、8月から雨が降り復活。

    クロコノマチョウ

    私の仕事は近くの山から腐葉土を運ぶこと。クロコノマチョウとも遊んだけど (^_^;)ゞ
    枯葉をよけて、黒い腐葉土だけをホゲに入れて運びます。
    土を掘ると何だかいい匂い、森の匂いです。

    マルハチの右

    出来上がったシダ園を、岩に登って上から見てみました。黒い土が私が運んだ腐葉土(^O^)/
    コクモウクジャクやイワヘゴ、ハカタシダ、マツザカシダ、

    マルハチの左

    オオタニワタリやリュウビンタイ、ハチジョウシダもあります。

    チャセンシダ

    岩の穴を利用して、チャセンシダやノキシノブを植えたり
    全部で60種類くらいのシダを植えました。

    こうご期待

    来年の春が楽しみです。皆さん、お疲れさまでした。
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    19 Comments

    光田 重幸 says..."マルハチがバンザイしてるよう…"
     先ほど、講演を終えて帰ってきました(呑み疲れー甘党にはね)。
     チャセンシダまで植えたのには、感心。その一方で、この岩はなんというのだろうと、しげしげ。礫岩と、礫が抜けた穴?
     トウゲシバは、まだまだ深く追求しない方がいいでしょうね。私の友だちでトウゲシバをモノにした人はいません。ホソバは温帯から亜寒帯中心(沖縄県には知られていません。台湾にはありますが)、ヒロハは暖帯中心、オニは亜熱帯中心。あとは目安で、よしなに。
     これほどややこしいのは、有性生殖なのにおもにムカゴで繁殖し、倍数性もからんでいるため、変異が蓄積するのだと思います。昆明の研究所にいたときクリスパータ種も議論しましたが、むしろ外見はひねくれたホソバです。暖帯にあるひねくれたホソバにはご注意とだけ言っておきましょう。DNAなどの分析による新事実が出てこないかぎり、三者を独立種にしようが変種にしようが品種にしようが、あまり意味はありません。
     あと、チャボトウゲシバが最初に注目され記載されたのは熊本県でだったと思います。「このときには、まだヒメスギランだと思っていました」と以前書いておられましたが、長崎県にもヒメスギラン似のチャボトウゲシバが出てくるかもしれませんね。葉の基部だけに鋸歯があるもので、注意しないと気づかないそうです(←じつは生えているところを見たことない)。
    2013.11.30 20:53 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    hnd says..."トウゲシバ"
    Huperzia crispata は,雲南植物研究第3巻第3号 (1982) の論文 (The taxonomy of Chinese Lycopodiaceae (sen. lat.) III) では葉の幅約2mm,反曲(反折)するということで,ホソバ的ですが,中国植物誌第6巻第3分冊では葉の幅2.0〜3.5mm,「反折」ではなく平展ということで,ヒロハ的ですね.かなり変異の大きい種なのでしょうか.

    チャボトウゲシバの学名に当てられたもの (Lycopodium serratum var. alpestre) は Huperzia sutchueniana の異名とされていますね.その植物は杉本順一先生の「日本草本植物総検索誌 III」(1966) の記述とは異なり,弱い鋸歯が疎らにあるようです.武田久吉先生が1915年に Lycopodium serratum var. integrifolium に当てられた中国のものも,同様です.熊本のチャボトウゲシバがそれらと同一物であるかも,気になります.

    なお,ヒロハトウゲシバの原記載に引用された標本は北海道のもの2点,青森のもの1点,横須賀のもの1点ですから,「暖帯中心」というのも妙な気がします.

    > DNAなどの分析による新事実が出てこないかぎり、三者を独立種にしようが変種にしようが品種にしようが、あまり意味はありません。

    光田先生のこのお考えはその通りだと思います.みな区別せずにまとめる方もいらっしゃいますが,何らかの形で区別するのがよいと感じております.
    2013.12.01 05:39 | URL | #dao85L4E [edit]
    光田 重幸 says..."分布の中心"
     ここはパンダさんのブログで、パンダさん以外と議論するつもりはありませんが、読む人が誤解を招きかねないので、ひとこと書いておきます。
     タイプ標本の産地と分布の中心を重ね合わせるのは、議論としては笑止のレベルです。東北にお住まいの方の気持ちは分かりますが、タイプ標本は著者が恣意的に選ぶもので、自然を反映したものでも、分類群の典型的な型でもないことがあります。たとえばトウカイコモウセンゴケのタイプ産地は愛知県の葦毛湿原ですが、東京(著者の居住地)から近いと言うだけで、分布の中心は滋賀県です(http://www.ndu.ac.jp/~kiyounet/pdf/1978-7full.pdf 190頁)。ただしこれは、トウカイコモウセンゴケの起源地とは別な議論です。もちろんトウカイコモウセンゴケは「東海に分布している」というだけで、冷静に判断するかぎり、東海丘陵要素でもなんでもありません。
    2013.12.01 06:58 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda says..."先生もお疲れさまでした。"
    ★みっちゃん先生へ★
     おはようございます。昨日は疲れて知らないあいだに眠ってしまいました。みっちゃん先生は、飲み疲れなのに元気なんですね。私も甘党(両党じゃない)なのです。
     この岩は海岸のものと同じみたいで、波の浸食のあとみたいなくぼみがたくさんあります。蛇紋岩地帯なんだけど、この岩は礫岩?この岩の下は崖でその下はすぐ海です。回りはアラカシやアコウ、ホルトノキ、ツバキなどの群落。マルハチも高い木々に隠れて日当たりは悪いけれど、雪や霜の被害からはまぬがれているみたい。大温室のマルハチは枯れてしまったのに、屋外で頑張ってる根性のマルハチ、ちょっと可哀想ですね。春になったら、マルハチとハチジョウシダが2つシダのもくじに増えるので楽しみです。
     それからトウゲシバは難しいですか?私としては低地のホソバも含めて長崎にあるのはトウゲシバとまとめて呼ぼうかな。区別は難しいとφ(・・。)ゞ ウーン チャボトウゲシバの特徴も図鑑などに載っていないし、「ヒメスギラン似で葉の基部だけに鋸歯があるもの」とおぼえておきます。ありがとうございました。
    2013.12.01 08:51 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    panda says..."★hndさんへ★"
     hndさん、おはようございます。
     学名が入っているので検索してみました。いろんな図譜を見て、今まで胞子葉と栄養葉の区別がつかなかったのに、胞子葉の上に貝殻みたいな胞子嚢がのっているんですね。そうか、ヒカゲノカズラの胞子嚢穂と同じなんだとそんなレベルの私ですが、頑張って理解するようにしますので私に教えて下さい。そしたら、私がhndさんの意図をなんとか理解しようとしますから・・・(できないかもしれないけれど。) それで間違ってたら光田先生が「pandaちゃんそれは違うよ」と返事をせざるをえないかも (^_^;)ゞ 
     それから、長崎の低山の場合は葉の幅などを考えるとヒロハノトウゲシバにあたるものが多いです。でも、これは幅広いなとか、細いなというものも多くて、それを区別することができなくて今までトウゲシバがアップできませんでした。前回のトウゲシバではそのあたりを光田先生にお聞きしたくてアップしたのですが、お返事が「まだ追及しないほうがいい」ということで納得しました。
     東北にも広い葉のトウゲシバがあるのですね、トウゲシバってほんとに難しそうです。hndさん、いつも詳しい説明をありがとうございます。いつか北のほうのトウゲシバを見てみたいです。
    2013.12.01 09:50 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    panda says...""
    ★みっちゃん先生へ★
     みっちゃん先生にお聞きしたいことがある人は、たくさんいらっしゃるでしょうね、きっと私のブログをたずねてくださる人も先生の解説が楽しくて読んでもらえていると思います。そんな、先生とお話しできてなんて贅沢な私・・・
     タイプ標本の産地と分布の中心のこと、私にも役立ちました。いつもありがとうございます。
     
    2013.12.01 10:16 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    hnd says...""
    > タイプ標本の産地と分布の中心を重ね合わせるのは、議論としては笑止のレベルです。東北にお住まいの方の気持ちは分かりますが、タイプ標本は著者が恣意的に選ぶもので、自然を反映したものでも、分類群の典型的な型でもないことがあります。

    それはおっしゃる通りですね.ただ,シンタイプの産地が北日本に偏っているのが気になったものですから.
    2013.12.01 12:53 | URL | #dao85L4E [edit]
    panda says..."★hndさんへ★"
    シンタイプって、どんなのですか?
    ほんとに何にもわからないので・・・ (^_^;)ゞ
    2013.12.01 13:04 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    hnd says..."シンタイプ,シダ園"
    シンタイプ(等価基準標本)とは,ホロタイプ(正基準標本,原発表時に指定されたただ一つの基準標本)やレクトタイプ(選定基準標本,ホロタイプ指定がない場合,後に指定されたただ一つの基準標本)の指定がない場合,原発表時に引用された総ての標本を指していいます.レクトタイプ指定は原則としてシンタイプの中から行われます.

    シダ園,よだれが出ます.いいなあ……(遠い目).
    2013.12.01 13:47 | URL | #dao85L4E [edit]
    says..."管理人のみ閲覧できます"
    このコメントは管理人のみ閲覧できます
    2013.12.01 13:53 | | # [edit]
    panda says..."★hndさんへ★"
     クスクス、大丈夫ですよぉ、気にしないでください。
     こんばんは、hndさん。
     ホロタイプ、レクトタイプ、シンタイプと基準標本にも種類があるのですね、調べてみるとWikipediaに詳しく書いてありました。これは私にはまだ難しすぎる!でも何かの話の中に出てきたとき、ちょっとはわかるかも。ありがとうございました。
    2013.12.01 18:13 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    光田 重幸 says..."礫岩"
     海岸の転石ですか。野母崎から三重・大瀬戸にかけてはだいたい三郡変成帯と三波川変成帯のはずで、こんな礫岩風の石があるのはよくわかりませんね。局所的にあるのかな。
     三郡変成帯で思い出したのですが、私が大学生のころ「長崎ひすい」といえば雪浦のドロマイト・石英の混合物でした。それでも非常に美しく、「ほほう!」と思ったものです。今では三重や琴海では本物のひすい(ジェダイト)が知られていますね。手近で見たことはないのですが、なかなか美しいものがあると聞いています。三郡変成帯がからんだたまものなのかな。(これが分布していない四国では、ひすい輝石は申し訳程度にしか出ませんし、それもひじょうに薄い層状のもの。)
     冬場に野母崎方面にお出かけのときは、ひすい探しも面白いかもしれませんね。私も以前はよくやりました。岡山県の三郡変成帯では枕大のひすいを見つけ、今も庭に転がっています。
    2013.12.01 18:55 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda says..."★みっちゃん先生へ★"
     こんばんは、
     「長崎ひすい」は拾ってきました。三重-大瀬戸にかけてはけっこうたくさんあります。ヒスイじゃないけどヒスイよりきれいです。磨けばもっときれいになるって言われたのだけど・・・みっちゃん先生は得意ですか?石磨き。
     それから、調べてみたら変斑れい岩というのはまた違うのかしら。野母崎は岩が多いので何が何だか・・・相変わらずですね (^_^;)ゞ
    http://www.city.nagasaki.lg.jp/shimin/170000/175000/p004017_d/fil/09chikeichisitsu.pdf
    ↑ここで調べました。
    2013.12.01 23:16 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    光田 重幸 says..."長崎ひすい"
     紹介してくださったHPを見て、唸りました。こりゃ、私の想像以上に、長崎の(本物の)ひすいは、規模が大きそうですね。
     ひすい(ジェダイト)は低温・高圧で出来る代表的なもので、オンファス輝石という鉱物と必ず共存するといってよいのですが、この輝石の見わけは一般には難しく、普通は蛇紋岩地帯にある曹長岩(アルビタイト)が探索の目印です。このHPには、ちゃんとアルビタイトが書かれていますね。これがあると、ひすいの大きな塊が期待できるのです(四国には、これがない)。
     アルビタイトは風化して粘土になりやすく、その粘土の中に風化に耐えるひすいの塊が含まれているのが普通です。かりにひすいがなくても、ジルコンなどの鉱物が粘土の中に残っていることがあります。
     戸根は国内では最も美しいブラウン鉱の結晶の産地として古くから知られるところ。こりゃ、いつか行ってみないといけませんね。(雲南省で学術調査が行われたとき、私は植物の要員として参加したのですが、中国の地学研究者に地学の質問ばかりしていたので、その人が「彼は地質学者ですか?」と隊長に訊いていました。笑)
     私は磨き石はあまり好きではありません。磨く道具は持っていますが、ときたま磨く程度です。
    2013.12.02 06:56 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda says..."翡翠"
    ★みっちゃん先生へ★
     おはようございます。今日は晴天、これからちょっと歩いてこようと思います。ヒスイがあることは小さな頃からウワサで聞いていました。それで海辺できれいな石を拾っては祖母に見せていましたが、子どものきれいな石はたいがい白い石で・・・ (^_^;)ゞもっと黒い石と言われてオンジャク石を拾ってみたり・・・楽しい思い出です。戸根はシダも面白いです。あんなのやこんなのや・・・みっちゃん先生が面白いと言ってくださったシダがいくつかあります。石やシダをみていると一日ではたりないかも。その時はガイド役をさせてくださいね。
     それにしても、私の友達も含めて石の好きな人って、石のどんなところに惹かれているのかしら?楽しそうに聞こえます。石にはいろんな情報がつまってるのかな?
    2013.12.02 09:24 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    光田 重幸 says..."あの礫岩、わかりました"
     オンジャク石とは、蛇紋岩にともなうネフライト(軟玉)のことかな。それなら、たいしたものですが。
     あの礫岩、含礫片岩でした。熱帯植物園の下の海岸なら、蛇紋岩の近く。普通ではありえない産状で、「こりゃレッドデータ地質篇のCRものだな」と思ってもう一度紹介していただいたHPをみたら、ちゃんとCR相当のところに、「熱帯植物園付近の蛇紋岩メランジェ」として、この石も載っていました!
     戸根の蛇紋岩は、地質図で見るかぎり狭い範囲です。しかし現実は、こんな程度ではないのでしょうね。例のキイイトラッキョウモドキのところも蛇紋岩だと伺いましたし、出津の上手にも出ているようです。山の中のあちこちに出ていそうですね。
    2013.12.02 13:25 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda says..."CR?!"
    ★みっちゃん先生へ★
     チャセンシダを埋めこんだ岩がCR!落書きしないようにしなくっちゃ ^m^
     蛇紋岩メランジェってナンダロウ?調べてみました。「蛇紋岩中に様々な種類や大きさ・形の岩魂が点在するもの」ということは、これも蛇紋岩なのですか?うーん難しい・・・植物園内には細かく崩れた緑色の石が多いのですが、それも蛇紋岩ですよね・・・根本的なところから考え直さないと理解できなくなってきました。ともあれ「こがんとは ただの岩にみえるやろ、でもね、すごかとばい」と地学の大好きな同級生が切々と私に訴えかける姿を思い出します。夕飯の時間になったので、また書きますね。
    2013.12.02 17:56 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    光田 重幸 says..."これは蛇紋岩ではないで~す"
     含礫片岩は堆積岩の一種が圧力を受けて変化したもの。蛇紋岩はカンラン岩の親戚で、いちおう火成岩。それも地殻の深いところで出来た、石英を含まない特殊な石です。堆積岩は、もちろん地殻の表面でしかできません。つまり、こんな起源もできかたも全く違う石が隣り合ってメランジェになっているということが、驚くべきことなのです。私は日本でほかに例を知りません。ハンレイ岩とチャートの組み合わせなら知っていますが。だからCRものなのです。
     メランジェとは、地殻の移動によってはじっこに積み重ねられた層状の岩塊のこと。何千万年も旅をしてきた岩石です。大月町のソナレノギクの産地もメランジェでした。海底のマンガンがべったりとついた黒い岩は、異様でさえありましたよ。
    2013.12.03 19:31 | URL | #- [edit]
    panda says..."メランジェの意味"
    ★みっちゃん先生へ★
     こんばんは、メランジェの意味をしらべてわかりました。起源もできかたも全く違う石がぐぐっと圧力を受けてできたんですね。その話聞いたことがあります。一生懸命話してくれたのに、糠に釘状態の私の受け答えに友達は落胆したかも・・・みっちゃん先生の説明でわかりました。
     ソナレノギクの大月町もメランジェですか?どんな石の種類でもメランジェになるのですよね。野母崎の場合蛇紋岩とのメランジェなんですね。
    2013.12.04 02:49 | URL | #s3xzpNyI [edit]

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