花の日記

山歩(さんぽ)のときに出会った小さな花たちの記録
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  • サンインギク

  • サンインギク

    花友さんから頂いた地図の中に、さりげなくサンインギクと記してありました。
    せっかく長崎から来るのだから、こんな花もありますよとの心遣いありがとうございました。
    ここでも姦娘のキク談義がはじまりました。

    蕾

    シマカンギクのような花の群生の中に、頭花の大きなもの、白花、黄白花が混ざっています。
    上の2枚は同じ花で、白花だけど蕾はほんのりクリーム色で総苞片は3列。

    混生

    シマカンギクのような花の群生の一部、崖一面に咲いています。

    淡黄色

    淡黄色のサンインギク。

    蕾

    その蕾、総苞片は3列。

    比べる

    北九州から連れてきたシマカンギクと比べてみました。
    サンインギクのほうが葉の色が濃く、少し硬く感じます。

    葉

    葉の形は鋸歯が尖ったものなど一様でなく、裏返すと↓

    葉裏

    これは葉裏が白っぽいですが、毛深いせいではないようです。

    サンインギク

    そうこう考えていると、はじめは黄色いのはシマカンかな?と思っていたのですがサンイン?
    サンインギクとシマカンギクの境を見つけることはできませんでした。

    サンインギクがシマカンギクとイエギクの雑種だからしょうがないか・・・ (^_^;)ゞ
    ここにも、北九州で見た白いシマカンギクと似たものがありました。

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    サンインギク
    分類  キク科 キク属
    分布  本州(中部,中国)・九州

    シマカンギクとサンインギクの葉裏

    クリックすると大きくなります。 花直下の葉で比較、倍率は同じ
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    8 Comments

    光田 重幸 says..."どこに突破口を見つけるか?"
     サンインギクとよばれるものがイエギクとシマカンギクとの雑種起源のものであるというのは疑わないとしても、よくわからないところが二つあります。
     ひとつは、調べられたかぎり、サンインギクは6倍体であること。シマカンギクは4倍体ですから、単純に考えれば相手は8倍体であることになります。ところが小輪のイエギクはほとんどが6倍体だとのこと。すると雑種は5倍体になりますね? これは8倍体のイエギクもあることで、そうそう議論することではないかもしれませんが。
     もうひとつは、イエギクには赤花も普通にあるのに、各地に知られるサンインギクは白~黄色で、赤系のものは知られていないこと。これは私の不勉強のせいかもしれないのですが、イソギクとイエギクの雑種では赤系のものも知られています。黄色系と赤系が交雑すると、キクでは赤銅色になりますから、「黄色優性」と決めつけるのには難があります。
     4倍体と6倍体は染色体数を調べれば良いとはいうものの、かなり技術を要すること。誰でもできるというわけにはゆきません。花粉や気孔の大きさを顕微鏡で測れば、有意な差が出るかもしれません。
     では、シマカンギクの白花はあるのかという問題になりますが、私は「ある」と考えています。続きは、BBSで。
    2013.11.23 11:39 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda says..."突破口あるのかな?"
    ★みっちゃん先生へ★
     いがりさんの本によればシマカンギクには4倍体と6倍体があるようで、シマカンギクの6倍体があるところにしかサンインギクはないみたいなのです。私には染色体数を調べる手立てがありませんが、五島列島に6倍体があることになっています。五島にあるなら野母崎にもあるのかな?BBSに野母崎の白いシマカンギクを貼ってみますね。難しいのであんまり見ないことにしてたんですが、長崎の変なシマカンギクを少し調べてみます。
    私には難しすぎなので突破口はみつからないかも・・・(ToT)
    2013.11.23 14:00 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    光田 重幸 says..."6倍体のシマカンギク"
     そうだ、6倍体のシマカンギクを広島大学の谷口さんはハマカンギクと呼んでいるんだ!と思いだし、調べてみたら、長崎県で調べられた16検体のうち13検体は6倍体。西彼杵のものは全部6倍体で、4倍体は対馬の3検体のみ。http://home.hiroshima-u.ac.jp/bio/SHOKUI/laboratory/theme_02.html
     そうすると、pandaちゃんがBBSに貼ってくれた野母崎の白花も、墓地の近くのクリーム色のも、サンインギクの疑いが強くなりますね。
     京都府南部で調べられた例は見つかりませんでしたが、隣接する奈良県北部にも6倍体が2検体あります。京都府南部のものもサンインギクの可能性を考えた方がよいかなと思い始めました。
    2013.11.23 15:54 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda says..."長崎のシマカンギク"
    ★みっちゃん先生へ★
     長崎のシマカンギクが6倍体だなんて! これですっきりしそうです。九州北部はほとんど6倍体なのですね・・・これがわかれば、変なシマカンと思っていたものも解決しそうです。ありがとうございました。
     でも、シロシマカンギクという名前がYリストにあるということは、やはり白花のシマカンギクはあるのかなという疑問は消えません。でも、サンインギクとシマカンギクの区別がつきにくいものもあるので、これを同定するのは難しそうです。だけど、よかったちょっと前進!
    2013.11.23 21:16 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    いっしい says..."お疲れ様でした"
    pandaさん こんばんは~

    一昨日はお疲れ様でした
    本当にかしまし娘でしたね
    散策と言うよりもしゃべり疲れた感じがありますが・・・でも楽しい一日でした
    久しぶりに、真面目に?キク科の花を見たので頭が痛いです(笑)
    こちらで記事とコメント読みながら、ますます???頭が痛くなっちゃったよ~
    難しい事はpandaさんにお任せします~
    でもどの野菊も可愛いいので良しとします
    2013.11.23 21:51 | URL | #XqimSTzw [edit]
    panda says..."★いっしぃさんへ★"
     楽しかったね~ ^m^ 口のほうが足より動いていた。
     光田先生にコメントを頂いて、九州北部のものはシマカンギクの6倍体ということがわかったんだ。6倍体はイエギクとの交雑するから、白花や、淡黄色の花、大輪の花なんかはサンインギクと思っていいみたいよ。でも、シロシマカンギクについては形態からは判断できないのじゃないかなぁ・・・と思った。
     サンインギクは可愛かったね。私は長崎にある白花のこともわかってよかった。小さな一歩ができたみたい。
    2013.11.24 01:16 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    haya says..."サンインギク"
    こんばんは。
    この時期になると野菊には悩まされて、無視することが多いです。
    とくにシマカンギクには変異も多いのだろうと思って追求するのも疲れます(~_~;)
    単純にサンインギクの頭花は大きい(4~5cmぐらいある)ので、わかりやすいと思ってましたが、そうでもなさそうですね。
    これっと見た経験がないので、引いた姿や葉や茎などに違いが見出せません(~_~;)
    2013.11.27 01:14 | URL | #TyqeI/Mo [edit]
    panda says..."★hayaさんへ★"
     hayaさん、こんばんは。 その節はありがとうございました。
     山口の野菊はニジガハマギクもあり難しそうですね。以前から長崎にもサンインギクがあるみたいだとはわかっていたのですが、今回6倍体のシマカンギクの分布がわかって、やっと納得できました。ほんとに今回サンインギクを見ることができて勉強になりました。
     でも、ニジガハマギクとサンインギクも似ているようですし・・・どちらも可愛い野菊のような気がします。だからあんまり気にしないで「混ざってるかも~」なんて気軽に見て行きたいなぁと思ってます。
    2013.11.27 03:01 | URL | #s3xzpNyI [edit]

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