花の日記

山歩(さんぽ)のときに出会った小さな花たちの記録
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…カヤツリグサ科
  • クグ (イヌクグ)

  • クグ

    ボランティア作業中の畑から、カヤツリグサの仲間とひとつ
    この前見たアイダクグの親分のようなので、わかるかもと撮ってきました。
    たぶんイヌクグだと思うんです。

    イヌクグ

    クグは海岸に近い草地にはえると書いてありましたが
    ここは海岸に近い植物園の芝生の中、よく似た外来のものもあるかな?と思うと
    まだ全体を把握していないので、よくわかりません。

    花穂

    クグは小花は1-2個なのですが・・・小穂の形がちょっと違うようにも思えます。
    花が咲いているから?

    根茎

    根茎は短く

    全体

    草丈は35cmくらい。イヌクグで大丈夫かな?

    ※イヌクグの小花の数は1-2個(稀に3個)と教えていただいたので、熟した果実を待ち針でほぐしてみました。中からは意外や・・・1-2個しか種子が出てきませんでした。小穂のつくりはマツモムシさんが下のコメントに書いてくださっているので、読んでくださいね。


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    クグ(イヌクグ)
    分類  カヤツリグサ科 カヤツリグサ属
    分布  本州(関東地方以西)~沖縄
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    11 Comments

    ha-chan says..."こんばんは^^"
    魅惑のカヤツリグサ科、と私は心の中で言ってます。
    派手さはないけど よく見ると花は咲いてるし実もなる。
    同じようだけど違う奴。
    ひたすら見つめて観察した後は、しばらく目の焦点が合わない・・・
    これは、私の目の調節機能の衰えのせいですが・・・。

    このクグにはまだ会ったことがないです。
    ちょっと小さなヒメクグを観察してきました。(なかなか記事にできないでいます)
    道端にしゃがみ込む中年女性に通りかかったおじさんはやさしかった・・。
    小さな花が撮り持つ人の縁だなぁ~とシミジミ思うこの頃です。
    2013.10.05 00:17 | URL | #f4O6ifVo [edit]
    光田 重幸 says..."ふむふむ"
     一見するとイヌクグで問題ないように見えますが、小穂の基部が顕著に狭まり、小穂はやや斜上してついています。いくらか褐色を帯びているような部分も。するとタイワンクグ(シマクグ)の可能性が出てきます。マムモムシさんはどういうでしょうね。(公式にはタイワンクグは奄美以南だったと思いますが、九州本土にあってもおかしくありません。タイワンクグの画像はこちらhttp://www.flickr.com/photos/53193377@N02/7065987629/in/photostream/
     日本のマリオネットともいうべき「くぐつ芸」は廃れてしまいましたが、中世以降の流浪芸人集団を考えるうえで重要な存在。いまも「まわしもの」の意味で残っています。この「くぐつ」は、クグで作った籠(くぐつこ)に人形を入れて持ち歩いていたことからついた名だというのが、折口信夫説。もっとも、クグはカヤツリグサ類一般の通称名だったかもしれませんが。
    2013.10.05 09:01 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    平家蟹 says...""
    私も近所の公園で見かけました。
    海岸に近いと言えば近い場所、単純にイヌクグだと思いましたが他にも可能性があるのか。
    やはりカヤツリグサ科は難しい(^^;)
    2013.10.05 09:35 | URL | #- [edit]
    マツモムシ says..."イヌクグorタイワンクグ"
     1枚目の画像、これが本州だったら間違いなくイヌクグと言っていたでしょう。しかし長崎県なら油断なりません。調査に行った際に南方系エダウチヂミザサとオオバチヂミザサの中間のような妙なイネ科草本を見つけてしまい、結局なにか判らないまま現在に至っているものもあったりします。
     画像のものは花序の印象ではイヌクグに傾きますが、根茎画像の基部の鞘がやけに赤味を帯びて見えるのが気になります。
     イヌクグやタイワンクグなどのイヌクグ亜属の小穂には小花を包む鱗片のほかに、下方に鱗片状の苞と前葉がつきます。苞は小さなもので、3枚目の画像の中軸から小穂を取り除いた部分に残っている、小さな鱗片状のものがそれです。前葉は小花を包む鱗片と大きさ形状ともほとんど同じです。したがって鱗片が3つあったとしても、うち実際に花を持っているのは2個ということになります。そしてイヌクグの場合、ふつう小花は1~2個まれに3個、タイワンクグの場合は2~4個あります。どちらであるか怪しい場合は小穂を20個くらい選んで、各小穂にそれぞれ何個小花があるか数えるのが無難でしょうね。
     煩瑣な作業でしょうが、カヤツリグサ科やイネ科は分類上重要な特徴の現れる「花」自体が小さいため、ここは一つ楽しみながら忍耐してください。数をこなすうち、どうやれば早く調べられるのかコツが解ってきますよ。
    2013.10.05 23:37 | URL | #7qQ58teA [edit]
    panda says..."おはようございます、遅くなってしまいました。"
    ★ha-chanへ★
    ha-chan、私も見えなくてマクロで撮って拡大してみるか、マイクロスコープで見ています。難点は後から思い出したとき、とっても小さいのに大きかった記憶が残ってしまい、現場でわからなくなることです。やっぱり、100円のルーペじゃなくて、しっかりしたのを買わなくちゃ・・・ (^_^;)ゞ

    というわけで、私も派手さはないけれど、シダと同じで突起を発見したりの楽しみを、こそこそと喜んでいます。


    ★平家蟹さんへ★
    平家蟹さん、おはようございます。
    カヤツリグサも雑種とかあるみたいで、そうなるとさらに難しくなりますよね。どこまでわかるかな?一緒に悩んでね。
    2013.10.07 08:06 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    panda says...""
    ★みっちゃん先生へ★
    キバナノホトトギスを見に加江田渓谷に行きました。でも、あんなにシダの宝庫だなんて知らなくて、ついてビックリ!!!!しまった、何があるのか予習をしていけばよかったと猛反省  .._〆(T-T*)シクシク

    ほんとに。。。あとのまつりでした・・・。+゚(゚´Д`゚)゚+。

    タイワンクグのことは、マツモムシさんに小花を数えるとわかることを教えていただいたので、数えてみます。植物の台風対策のため、今日植物園に行く予定なので、まだ残っているものを引っこ抜いてきますね。

    >クグで作った籠(くぐつこ)に人形を入れて持ち歩いていたことからついた名

    「傀儡」は操り人形のことなのですね。それをカヤツリグサの仲間の茎でかごを作って入れたから「クグ」。「くぐつ芸」のことを調べていたら、おもしろくて、コメントを書いている途中だということを忘れていました。


    ★マツモムシさんへ★
    マツモムシさん、おはようございます。
    昨日は斑入りのかわいいチヂミザサがありました。イネ科もカヤツリグサ科もまだ始めたばかりなので、すべてが勉強の材料なのですが、遠いところでは確認に行けないので、長崎にもありそうなものは写真に撮りませんでした。でも、場所が違えば別のものだったかもしれませんね。地道にコツコツのつもりなのですが、もったいなかったかなと今ごろ反省。でも、まず、今年は裏山から始めてみようと思います。

    そして、教えてもらったとおり、3枚目の小穂を、苞と前葉、鱗片とたどっていくと小花は2個くらい入っているようですね。今日は小花が何個あるか確認のためのサンプルを取って来ます。数えられるかなぁ・・・待ち針でほぐして、がんばってみます。
    2013.10.07 08:56 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    光田 重幸 says..."ああ、加江田渓谷"
     なつかしいなぁ、加江田渓谷。大学院あがりのころ、南谷さんに連れて行ってもらいました。もちろんシダを見に。えへへ。でも、それ以外にもすごいものがいっぱい。オールマイティの南谷さんが一緒でしたからね、得をしました。
     私の人形劇好きは、pandaちゃんに負けないと思いますよ。京都でマリオネットなどの公演があると、かならず見に行っていました。サウンド・オブ・ミュージックでも、「ひとりぼっちの羊飼い」の場面が大好き。
     くぐつ集団は海部系(あまびと系)で、本拠地は淡路から西宮にかけてと推測されています(偶然ですが、マツモムシさんのホームグラウンド)。お弁当のバスケットサイズの籠に人形を入れて持ち歩き、その籠を首にかけて(駅弁うりのように)、人形劇をしました。驚くのは、彼ら(彼女ら)はその籠に「人形への供物」としての魚なども入れていたこと。人形はじつは彼らが仕える神(の形代)であり、神事としての演劇だったわけです。
     クグは海に近いところに生えます。だから彼らはクグで作った籠を使ったのだと。ありそうな話だと思いませんか?
    2013.10.07 09:27 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda says..."みっちゃん先生.._〆(T-T*)シクシク"
    歩きながら、つくづく後悔しました。長崎では超希少種になっているシダが普通に生えて、それも何種類も同じところに・・・ここだけで私のブログが全部書けちゃうんじゃないかと思うくらい。みっちゃん先生と一緒なら雑種まで教えてもらえたのにと思いました。

    みっちゃん先生が見てきた人形劇って、どんな人形劇なのでしょう?私は人形劇というとチロリン村とかひょっこりひょうたん島、サンダーバードしか思い出せません。大きくなっては文楽とかもみたけれど・・・
    でも、昔の子どもは、お弁当のバスケットサイズの籠に人形を入れて、繰り広げられる人形劇を楽しんだのかな?なんだか、かみしばいみたいで楽しそうです。

    海岸にはえるクグ、なんだか丸いぽんぽんまで可愛く思えますね。
    2013.10.07 17:50 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    マツモムシ says..."カヤツリグサ科の利用"
    光田先生のコメント欄を読んでいて、傀儡の使っていたという傀儡篭が気になりました。「かごめ~♪かごめ♪かごの中のとぉ~り~は♪」で知られる篭目には小さな神を閉じ込める役目があった訳で、この篭にイヌクグが使われていたと・・・。いろいろと検索して傀儡篭がないか調べてみましたが見つかりませんでした。江戸時代に篭に代わって箱が使われるようになったようで、その篭を編む技術は失われてしまったのでしょう。イネ科植物はかつていろいろな場面で生活に使われていましたが、カヤツリグサ科は「菅笠」のカサスゲ、ミヤマシラズゲや東北地方の「腰蓑、まわし蓑、ひろろ」に使われたミヤマカンスゲ、コシノホンモンジスゲくらいで、イヌクグが篭に、しかも神事に利用されたということは興味深いですね。
    ちなみに、調べていると傀儡人形→人形浄瑠璃→神戸人形→サンダーバードの人形という流れがあるようで、幼少時に欠かさず見ていたサンダーバードの人形の元は傀儡人形にあると知り、感慨深い思いです。鎌倉時代の面影を残す傀儡人形の画像が以下にありました。
    http://www.town.yoshitomi.lg.jp/p/1/9/2/27/3/1/
    2013.10.07 18:59 | URL | #7qQ58teA [edit]
    光田 重幸 says..."ちろりん村"
     え゛っ、ちろりん村を知っているとは…手ごわいですね。公演はおもにドイツやフランスのマリオネット。日本で話題になっているネタを混ぜて、その部分を日本語でやるなど、くふうをこらしていました。
     最近では三谷幸喜脚本の「新・三銃士」がよかったですね。子供もけっこう大きくなっていたのに、一緒に笑いながら楽しんで観ました。
     マツモムシさんの探索力は、やっぱり並みじゃないなぁ。
    2013.10.07 20:19 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda says..."こんばんは"
    ★マツモムシさんへ★
    マツモムシさんの傀儡篭に思いを馳せてみました。私はつるを編むのが好きなので、もしクグで篭を作るとしたらそのままでは丈夫な篭はできそうにないので、縄を編んで作ると思います。そしたら、形は丸でも三角でも四角でも思いのままです。お弁当のバスケットサイズの籠、できそうですよ。

    >傀儡人形→人形浄瑠璃→神戸人形→サンダーバードの人形
    私達も「くぐつ芸」を楽しんで育ってきたのですね。神戸人形おもしろすぎ!神戸に行ったら会えるかしら?

    本題ですが、イヌクグの果実をほぐしてみました。種は先端のほうで1個、根元のほうで2個入っているものがありました。イヌクグでよさそうです。ただいまマクロレンズがドック入りしているので証拠写真が撮れません。マツモムシさん、ありがとうございました。



    ★みっちゃん先生へ★
    チロリン村は始めてみたテレビ、やっと記憶に残るくらいの年でした。ピーナッツの女の子の貯金箱で、首から上だけ使って指人形を作ってもらい遊んでました。それで、「NHK教育人形劇」で検索してみたら、忘れているだけで、いろんな記憶がもどってきました。人形劇、楽しかったですね。それに、「新三銃士」の人形はよくできています。

    私がイヌクグを分解している間に、マツモムシさんとの楽しいお話を聞かせてもらえて、よかったです。
    2013.10.07 22:29 | URL | #s3xzpNyI [edit]

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