花の日記

山歩(さんぽ)のときに出会った小さな花たちの記録
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シダ・コケ
  • シケシダ

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    シケシダは普通にあるらしいのですが、何ヶ所か撮ってきた中でこれがシケシダみたい。
    栄養葉と胞子葉がはっきりしなくて、やわらかい草質。ちょっと光沢があります。

    シケシダ

    下部の羽片には短い柄があり、上部では中軸に流れて翼ができています。

    ソーラス

    ソーラスは線形で中間。

    包膜

    包膜に毛はなく、ソーラスを包み込んだように見えるので、この時期の包膜は全縁に見える。

    中軸

    シケシダの中軸、羽軸、脈上の毛は個体差があるそうだけど、これは少なめ。

    三カ所で撮ったシケシダと思ったもののうち、ナチシケシダのように思えるのが2ヵ所
    このシケシダは標高が800m、ナチシケシダと思われるものは低山のものでした。
    シケシダのほうが涼しいところがすきなのかな?

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    シケシダ
    分類  イワデンダ科 オオシケシダ属
    分布  本州~九州

    ソーラス 上部の羽片のソーラス

    羽片は中軸に対して斜上、急に細くなることはない。
    羽軸はまっすぐ。ソーラスは線形で曲がったものはみかけない。

    鱗片 葉柄基部


    最後までナチシケシダと見比べながらのアップでした。
    ナチシケシダはやや二形になったり、羽片が曲がったりしている。葉先のソーラスにJ形に曲がったものがあったり、包膜が平面でソーラスを包み込まないなどの特徴があるのかなぁと思いました。
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    6 Comments

    光田 重幸 says..."シケシダの生えるところ"
     「シケシダはナチシケシダよりは涼しいところにある」というのは本当のようです。沖縄にはナチシケシダはどこにでもありますが、はたしてシケシダがあるのか、私は今も疑っています。京都ではシケシダはいたるところにある普通種。ナチシケシダは細葉タイプが北部沿岸部に、広葉タイプが南部の暖地に、いずれも稀に見られるだけです。
     写真のものは渓流に沿って生えるタイプで、羽片の裂片がかなり斜めに傾いてついていますね。「これをなぜ変種にしないのか」と京都大学の某有名教授に言われたことがあります。変種ナガレシケシダにしてもいのですが、連綿と中間型があります。
     シケシダの雑種では、オオホソバシケシダ(シケシダ×ホソバシケシダ)が一番分かりやすいです。根茎で広がり、群生します。必ずしも両親が近くにあるとはかぎりません。何でもないようなところ(堤防の斜面とか、田の近くの空き地など)にあることが多いですから、注意されると良いでしょう。
    2013.08.21 12:42 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda says..."★みっちゃん先生へ★"
    こんにちは、暑かったですね。
    いままでナチシケシダと気がつかなかっただけで、ナチが潜んでいることがわかりました。包膜は平面なのも多いですが、ちょっと包み込んでるんじゃない?とか裂けかたもいろいろで、まだ、これはナチ?状態です。
    そんな中で今回のは、ナチじゃない!と思ったのですが、渓流に沿ってはえるタイプでしたか・・・羽片の裂片がかなり斜めについていました。やはり、もっとシケシダだ!というタイプがあるのですね。それももう一度確認してみます。

    オオホソバシケシダ・・・まだシケシダとナチシケシダが解決していないのですが、みていく中で現れるかもしれないですね。夏緑性のシダを早く見つけ出さないと、秋がやってきそうです。
    2013.08.21 18:29 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    こまつな says..."こんばんは!"
    これがシケシダですか。
    確かに胞膜が破れていませんね~
    それにナチシケシダに比べると光沢もあるんですね。
    比較にいい勉強になります。

    どこかにナチじゃないのが潜んでいないかなぁ~と見るんですが、こっちでは探せません。やっぱりないのかな。
    2013.08.23 00:14 | URL | #YPF4kFnU [edit]
    panda says..."★こまさんへ★"
    こまさん、おはよう!
    シケシダは普通種なのに、その普通にあるのが難しいんですよね。これも、あれも、それも、どれもシケシダと思っていたのですが、ナチが潜んでいてよくわからないのです。ベニシダやオオイタチシダみたい・・・

    これは、葉質もうすくて少し光沢もあって一目でシケシダだと思ったのですが、シケシダも変化があるとは・・・とほほ
    沖縄のはみんなナチシケシダ?どこかにシケシダがあるのだろうか?もしあるとしたら涼しいところ?でもみっちゃんも疑っているということだから、ほとんどナチなのでしょうね。

    今朝は雷と少しの雨で朝がはじまりました。少し気温は下がったみたいですが、湿度が高くて気持ち悪いです ^m^ 
    2013.08.23 08:18 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    hnd says...""
    21日,福島県との県境付近でフィールドワークをしました.
    シケシダ類は難物ですね.
    近隣地域ではムクゲシケシダやセイタカシケシダ(会津で採集したと思っていたのですが,標本はありませんでした)の記録がありますが,当地ではシケシダ,ホソバシケシダ,フモトシケシダおよびそれらの雑種があります.
    21日は,はっきりしたホソバシケシダ(羽片は鈍頭〜円頭)やヤリノホ的なホソバシケシダ(羽片は鋭頭〜鈍頭,ただし芹沢先生の論文にあるヤリノホシケシダのように羽片が長くなることはない)を観察し,頭を悩ませています.

    羽片の裂片の着く角度についてはあまり注目しておりませんでした.以後,気をつけてみます.

    他に,ウスゲミヤマシケシダのように葉柄基部は著しく粘液に覆われているものの,羽片の間隔がウスゲミヤマシケシダよりも狭く,かつ,軸が著しい白毛(毛状鱗片?)でおおわれているもの(かつてムクゲミヤマシケシダと称したことのあるものと同じものか,自信がありません),やはり葉柄基部が著しく粘液に覆われているオオヒメワラビなどを観察しました.
    2013.08.26 06:11 | URL | #dao85L4E [edit]
    panda says..."★hndさんへ★"
    長年シダの観察をしているhndさんが、シケシダ類は難物と言うのですから、私がわからなくて四苦八苦しててもいいんですね。前にホソバシケシダとしてアップしているのですが、ホソバシケシダも突き詰めていくとよくわからなくなっています。そんなとき「ホソバの範囲かな?」なんて言ってくれる人がいたら、前に進めるのですが・・・わからないなぁで終ってます。

    葉柄基部が著しく粘液に覆われている、というのをまだ確認したことがありません。シケシダの仲間では、この点も観察ポイントなのですね。φ(・・。)ゞ ウーン
    2013.08.26 09:45 | URL | #s3xzpNyI [edit]

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