花の日記

山歩(さんぽ)のときに出会った小さな花たちの記録
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  • エダウチオグルマ

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    2年前の夏、ホソバオグルマにしては何もかも大きくて、ほんとにホソバオグルマ?
    なんてつぶやいていたら、光田先生に「エダウチオグルマではないか」と教えていただきました。
    今年は・・・カヤに覆われて、すっかり衰退していました。

    大きい

    でも、花の大きさはこの通り、花弁の長さは変異の範囲があるかもしれないけれど、
    ホソバオグルマの頭花の直径20-25mmをゆうにこえています。

    総苞

    総苞は球形にちかく、高さ5-7mm。総苞片は4-5列に並び、みな同形に近い。

    断面

    舌状花の花弁の長さは約10mm、背面に腺点がある。
    冠毛の長さは4mm以上ありそうですね。

    今年は・・・

    今年はヒョロヒョロと数株しかなくて、葉の幅は1cm。
    草丈は80cmくらいです。

    クリックすると大きくなります

    これは2年前のようすです。草丈は1mをこえるものも多かった。

    葉

    上部の茎葉の幅は、1cmくらいの細披針形。

    下部

    下部のものは幅1.5cmくらいです。

    今回は Flora of Japanの特徴にあてはまるか、調べてみました。

    エダウチオグルマ
     茎は高さ1mに達し、上部で枝分かれする。(茎の)中部にある葉はネクタイ型(ひ針形)か細いネクタイ型(線状ひ針形)、長さ10-15cm、幅15-20mm、下面には腺点がある。散房花序につく頭花は直径35mm、総苞は球形にちかく、高さ5-7mm、苞片は4-5列に並び、みな同形に近い。その縁部には腺点がある。舌状の花冠は約10mm長、背面に腺点がある。冠毛は長さ約3.5mm。



    蕾

    草刈をしないと、消えていく運命にたたされたエダウチオグルマ・・・
    エダウチオグルマだけでなく、ワレモコウ、コバギボウシ、ナンテンハギ、アソノコギリソウ、タムラソウ、リンドウ、カワラナデシコなど、すべての花がカヤに負けていました。でも、ここはゴルフ場の所有地です。それに芝生と一緒に阿蘇から持ち込まれたと思われる植物ばかりなのです。

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    エダウチオグルマ
    分類   キク科 オグルマ属
    分布   四国・九州

    クリックしてね 舌状花背面の腺点?

    クリックすると大きくなります 総苞片の裏。

    3年前のエダウチオグルマ
    ホソバオグルマと比べてみました。

    参考ページ:千葉大学学術成果リポジトリ エダウチオグルマ: Inula britannica L. var. ramosa Komar.
           JAIRO | エダウチオグルマ
    エダウチオグルマ
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    8 Comments

    光田 重幸 says..."エダウチオグルマ"
     Poohさんとご一緒に? それとも自分ひとりで? ともあれ、暑い中ごくろうさま。
     腺点の分布はホソバオグルマと同様らしいので、区別点にはならないかもしれませんね。冠毛はこれから伸びるかもしれませんが、画像だと4ミリを越えていないように見えます。
     オグルマ類は茎立ちするまでロゼット状ですから、夏草に覆われると衰退してゆきます。ここのものも管理できるところに一部移植しておくほうがよいかもしれません。好適地(湿りがちで日当たりがよいところ)での地下茎による繁殖力は強く、二年もたてば群生になります。
     根もとの風通しが悪いと、夏に恐ろしい白絹病が発生し、茎立ちしたものが全滅状態になることがあるので、ご注意を。
    2013.08.10 08:00 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda says..."★みっちゃん先生へ★"
    おはようございます。
    腺点は区別点にはなりませんか・・・オグルマも同じですね。
    管理できるところに一部移植というと、どこかに相談しないといけませんね。とりあえず、poohさんには連絡してみます。
    この日は大声で歌ってから、一人でカヤの中に入ったのですが、イノシシ道?を分け入ると、ウリ坊がぶひっと飛び出してきました。マズイ!と思ってすぐもどったので、湿地の半分までしか入ることができませんでした。ヘビとイノシシが好きなところは私も好きで、それが私の最大の難関です。
    2013.08.10 08:33 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    平家蟹 says...""
    エダウチオグルマですか、初めて聞きました。
    ホソバオグルマより更に葉が細いようですね、頭花も大きいのか。
    冠毛もこうやってみるとよく分かるけど舌状花をとって見るのはちと抵抗がある(^^;)
    光田さんも言ってるように伸びることもあるだろうから°の時点で見るのかが難しい。
    舌状花の腺点ですか、そんなとこに腺点があるなんて思ってもなかったな(^^;)

    エダウチスズメノトウガラシなんてのもありますがエダウチと名付けるのは何か特徴があるのかな。
    2013.08.10 09:45 | URL | #VD0bvtlU [edit]
    panda says..."★平家蟹さんへ★"
    平家蟹さん、こんにちは
    エダウチは枝を分けるという意味なのじゃないかなぁ、「エダウチ」で画像検索すると、エダウチホングウシダをさわってる私の手が出てきた (^_^;)ゞ

    ホソバオグルマより葉の幅は広いのです。全体が大きいから縮小するとホソバオグルマに見えるけど、花の大きさや冠毛の長さなんか違うんだ。
    それと、「舌状花を分解して見るのはちと抵抗がある」平家蟹さんはやさしい!私もなるだけさわらないようにとは思うのだけど、どうしてもそこを比べないとわからなくて・・・2年前は果実で測ったのだけれど、今回はすぐ知りたかったので分解しました。というより、不思議を解明するためなら、解剖するの好きかも。<(_ _)>ゴメンナサイ

    私も花弁の裏に腺点なんて知らなかったです。ただ、今回はあるのかないのか確認しなくてはならなかったので、やみくもにシャッターを切って、写ってた。
    2013.08.10 11:16 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    ha-chan says..."こんばんは^^"
    目を引く黄色が 一段と眩しいです。
    ワレモコウの暗紅色も 強い陽射しの中で輝いています。

    夏休みに入って生物部の次男が三宅島に合宿に行きました。
    噴火の後に植物が復活してくる様子やその種類を観察(海洋生物も)
    いろんな話を聞かせてくれました。
    これから育つ植物、守りたい植物。その生きざまや環境を考えると奥が深いですね。

    花弁の腺点。何故裏なんだ?? 表や花弁の縁は虫を誘引しやすそうだけど、裏?裏でいいの?って感じです。
    2013.08.11 23:12 | URL | #f4O6ifVo [edit]
    とんちゃん says..."エダウチオグルマ"
    カヤにおおわれて衰退しそうななんですか
    前の年に比べて減少したり株そのものが細く頼りなくなったりすると落ち込みます。
    この先もずっと元気でいてほしいのに。
    咲き方を見ると優しそうな感じです。
    カヤに埋もれていなかったらす~っと伸びて目立つのでしょうね。
    ほかの植物も消えてほしくないものばかりがここではたくさん見られるはずなのですか
    2013.08.12 07:55 | URL | #- [edit]
    panda says..."★ha-chanへ★"
    ha-chan、おはようございます。
    我が家も夏休みが始まりました。家族が家の中を暑いとウロウロ ^m^

    ワレモコウが光に当たると、ほんとに綺麗な紅色ですね、野の花は野にあって美しいと思います。輝いてるよね、もうすぐワレモコウの季節です。

    三宅島に調査に行ったの?いいなぁ、三宅島の噴火は雲仙より10年後ですね、一番先に芽を出したのはどんな植物なんだろう?そして、またもとの三宅島のような植生にもどっていくまでにどのくらいかかるんだろう?「海は森の恋人」というくらい、山からの栄養が海の豊かさをもたらすと聞くから、海産物はとれてるのかな?私も聞きたい!

    花弁の腺点、裏にある理由、なんだろう?ha-chanみたいに考えが及びませんでした  (^_^;)ゞ
    2013.08.12 08:04 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    panda says..."★とんちゃんへ★"
    とんちゃん、こんにちは
    今日も暑い一日がはじまりそうですが、だんだん体が慣れてきたようです。
    前もカヤがあったのですが、すき間があってそのすき間にたくさん咲いていたんです。そのすき間をカヤが埋めつくして、今年は葉っぱが細々と見えるだけ。こんなに細く、枝分かれも少なくなったら、ホソバオグルマだと思うくらいでした。でも、花は大きかったし、冠毛の長さも長くて、その点は隠せなかったみたいです。

    草刈や野焼きで草原を維持するのって、大切なことなのだなぁと思いました。
    2013.08.12 10:31 | URL | #s3xzpNyI [edit]

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