花の日記

山歩(さんぽ)のときに出会った小さな花たちの記録
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シダ・コケ
  • ホソバとトガリバの中間型

  • ホソバイヌワラビ

    イヌワラビの仲間の中できれいだなぁと思った。
    葉身は3回羽状に全裂~複生、葉身の先端はだんだん狭くなってます。

    最下羽片

    最下部の外側第一小羽片は小さくなくて・・・

    はじめホソバイヌワラビと思っていたのですが、包膜が全縁じゃないのでミヤコイヌワラビかなと思いましたが、光田先生から「ミヤコイヌワラビでは、葉柄や葉軸は赤紫色を帯びます(ダンドイヌワラビと呼ばれる型では葉柄が淡緑色になりますが、葉軸の赤紫色は残ります)。また、最下小羽片は左右相称に近く、写真のものよりもっとはっきりするものです。 」と教えていただきました。

    羽片

    羽軸に刺状の長い突起、小羽軸に刺状の毛がついています。

    ソーラス

    ソーラスは三日月形が多いけど、よくみると鉤形のもあります。中肋より。

    全体

    ちょっとボケちゃったけど、こんな感じ。

    ----------------------------------------------------------------------
    ミヤコイヌワラビ
    分類  イワデンダ科 メシダ属
    分布  本州(関東以西)~九州

    6枚前後の葉を叢生して、葉質はやわらかい。羽片には柄がある。
    ボケてのせていませんが、葉柄基部の鱗片は狭被針形で褐色でした。

    ソーラス

    羽軸の下面には少し毛があるみたいだけど、包膜の辺縁は細かく裂けているようにみえ、
    はじめはホソバイヌワラビとしていたのですが、ミヤコイヌワラビかもと思いました。
    ミヤコイヌワラビは「小羽片は左右同形に近く、最下上側の裂片はあまり突出しない。 」ということ
    あてはまるのかなぁ?・・・ちょっと不安 ドキドキ 
    雑種も色々あるみたいだし、よくわかりません。みなさん教えてくださいね。
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    4 Comments

    光田 重幸 says..."ミヤコイヌワラビ"
     一泊二日の丹後半島調査から帰ってきたところです。膝まで泥につかったり、カンガレイの仲間に悩まされたりと、かなりハードでした。でも、美味しいお刺身が食べられましたので、不満はありませんが…。
     写真のもの、ミヤコイヌワラビではなく、トガリバイヌワラビとホソバイヌワラビの中間型だと思います。ミヤコイヌワラビでは、葉柄や葉軸は赤紫色を帯びます(ダンドイヌワラビと呼ばれる型では葉柄が淡緑色になりますが、葉軸の赤紫色は残ります)。また、最下小羽片は左右相称に近く、写真のものよりもっとはっきりするものです。
     ミヤコイヌワラビの雑種は、まだ見つかっていなかったのでは? トガリバイヌワラビはヤマイヌワラビなどと雑種を作っています。私はトガリバイヌワラビは独立種だと思っていますが(ナガエイヌワラビを独立種とし、その変種がトガリバというほうが正確ですが)、このホソバイヌワラビとの中間型の胞子が正常か異常か、まだ確かめていません。トガリバやナガエは、ホソバと違ってムカゴをつくりません。
    2012.09.14 21:01 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda says..."★光田先生へ★"
    先生、お帰りなさい。お疲れ様でした。
    そしてお疲れなのに、コメントをありがとうございました。「トガリバイヌワラビとホソバイヌワラビの中間型」ということは、表現が難しいですね。平凡社の図鑑ではホソバの中にトガリバを位置づけているのですが、独立種と考えると、トガリバとホソバの雑種かもしれないということなのでしょうか。それから、5枚目の写真の元画像を見てみましたがムカゴはついていませんでした。

    それと、私が雑種と書いたのは、ホソバイヌワラビとヤマイヌワラビの雑種などのように、ホソバイヌワラビとの雑種が候補にあがるのではないかと思ったのです。それから、ヤマイヌワラビの中のトゲヤマイヌワラビも候補の一つでした。でも、どれもどこかがピッタリ一致せず迷ってしまいました。

    インドカレーを食べて、仕切りなおしたのですがやっぱり難しいですね・・・

    先生、長崎のお刺身も美味しいですよ。私が好きなのは石鯛、一先も好きです。これから冬場にかけては石鯛が美味しくなるので、長崎にも遊びに来てくださいね。
    2012.09.14 22:08 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    光田 重幸 says..."トガリバイヌワラビ?"
     雑種についての考察を書いておきます。トガリバとホソバは中間型が多いのですが、トガリバは原生林的な環境(ときに杉林)に出現する傾向が強く、ホソバは二次林です。両者が接しているところでは、ときどき中間型が見られます。交雑しているのだと思います。
     ナガエイヌワラビというのは、トガリバよりもっと繊弱で長い葉柄をもつもの。屋久島の密林などでときどき見ましたが、シカが増えたので今も見られるかどうかはわかりません。
     このHPのものは、ヒサツイヌワラビ(ホソバ × カラクサ)の可能性はゼロではありません。ただ、それを判別するためには葉柄基部の鱗片などのデータも必要になります。
    2012.09.15 12:38 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda says..."★光田先生へ★"
    光田先生、雑種のことについて教えていただいてありがとうございました。このシダを見たところが、くじゅうの山の中なのですが自然な山と二次林と接したようなところだった気がします。見た時はホソバイヌワラビだと思ったのですが、苞膜が違っていたので訂正しました。トガリバとホソバの中間型とわかっただけでも私には十分です。それ以上は・・・もう、私には解らない世界のように思えます。鱗片のようすは、Poohさんに標本を見てくださいと頼んでいます。はっきりするといいのですが。

    先生、面倒なことをいつも丁寧に説明してくださってありがとうございます。
    2012.09.15 23:50 | URL | #s3xzpNyI [edit]

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