花の日記

山歩(さんぽ)のときに出会った小さな花たちの記録
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シダ・コケ
  • ヒメスギランとホソバトウゲシバ

  • ヒメスギラン

    ネコのしっぽのようで可愛いヒメスギランです。
    この写真は5月の連休の時の写真で、

    ヒメスギラン

    今の季節は、先端部分に黄色い胞子嚢が、それにムカゴもできていました。
    ヒメスギランの葉は細くて全縁、斜上しています。

    ホソバトウゲシバ

    しばらく歩くとムカゴができて、こんなカタチになっていました。
    この時点では、まだヒメスギランと思っていました。

    ホソバトウゲシバ

    マクロレンズに変えて、接近すると葉に鋸歯があり、なんだか違うものみたい・・・
    でも、名前が思い浮かびません。
    家に帰って、検索表をたどってみるとトウゲシバにたどりつきます・・・
    これはホソバトウゲシバ?
    今までトウゲシバは「ホソバ」「ヒロハ」「オニ」の区別ができなかったけれど、
    ホソバトウゲシバは温帯性で、長崎に普通にあるトウゲシバとは自生環境が違うのですね。
    今度トウゲシバに出会ったら、「ヒロハ」と「オニ」もわかりそうな気がしてきました。

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    ヒメスギラン
    分類  ヒカゲノカズラ科 ヒカゲノカズラ属 
    分布  北海道~九州

    北海道から九州(屋久島)の温帯域で、深山の地上やコケも生えた岩上などに生じる。

    ヒメスギラン 胞子嚢とムカゴ


    ホソバトウゲシバ
    分類  ヒカゲノカズラ科 ヒカゲノカズラ属 
    分布  日本全土

    常緑性でふつうムカゴで増える。

    ホソバトウゲシバ ムカゴ ムカゴ

    マンネンスギ ミズスギ ヒカゲノカズラ
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    2 Comments

    光田 重幸 says..."ヒメスギラン、ホソバトウゲシバ"
     長崎のような暖地に、ヒメスギランがあるのは素晴らしい。しかも絶滅危惧などの指定は受けていないようですね。たくさんあるのでしょうか。京都府には1000mを越える山がないため、ヒメスギランは見つかっていません。スギランは少しありますが。
     ホソバトウゲシバはたしかにムカゴから増えるものがほとんど。私はまだ配偶体(コマ形で、地下にできる)から出た植物体は見たことがありません。面白いのはミズスギで、大量に生えた斜面を丁寧に見てゆくと、丸っこい配偶体が見つかりますよ。こちらは地表に生え、葉緑体があり、直径1ミリ前後です。ヒカゲノカズラやマンネンスギの配偶体は地下生で、見つけるのは難しいです。
    2012.08.07 09:25 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda says..."★光田先生へ★"
    先生、京都の夏は長崎よりも暑かったことをおぼえています。でも先生のことですから、畑など平気で作業をされているのでしょうか。

    ヒメスギランは長崎では2ヵ所に記録があって(稀)となっています。そしてその一つのこの山にも、そんなに多くはないと思います。絶滅危惧種の指定をうけていない理由はよくわかりませんので、今度聞いてみますね。
    トウゲシバはよく見かけるのですが、葉の広さでホソバ、ヒロハ、オニとわけるのは難しくてまとめてトウゲシバとしていました。でも、こんなに葉が細くて、特徴があるのですね。いつも見るトウゲシバと雰囲気が違います。それから、ミズスギの丸っこい配偶体を見つけてみます。「大阪のシダ図鑑」をみて、配偶体ってどんなものか興味があったんです。
    2012.08.07 15:52 | URL | #s3xzpNyI [edit]

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