花の日記

山歩(さんぽ)のときに出会った小さな花たちの記録
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シダ・コケ
  • ヒメカナワラビ

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    土・日と花散策三昧でした。ちょっとくたびれています。
    まず、土曜日はシダの好きな3人でヤブ突入・・・(~_~;A
    石灰岩質の山の、沢沿いを攻めて行きました。

    ヒメカナワラビ

    イノデの仲間にも似ているのですが、葉の質はカッターナイフでカナワラビみたい。
    光沢があって、とてもきれいなヒメカナワラビです。

    最下羽片

    他のカナワラビの仲間のように、最下羽片は発達していなくて小さいです。

    羽片

    羽片には短い柄があって、基部は前側に耳状突起、後ろはくさび形
    小羽片の先端はトゲ状でした。

    ソーラス

    検索表では、特徴がオニイノデと隣り合せで、
    オニイノデを見たことがないのでよくわからないけど、似ているのかなぁ・・・ 
    区別点は、ソーラスがヒメカナワラビは葉の下半分からついていく傾向にあることでした。
    (オニイノデは上の方からついていく。)

    でも上半分しか写真を撮っていません。
    シダ友さんに下にもついていたか尋ねてみると「葉面全体にソーラスがついてた」ということです。

    見た目に騙されてカナワラビの仲間と思い、イノデ属とは思わず迷走。
    シダの萌えが可愛い季節です。まだまだシダが続きます <(_ _)>

    2013/06/22
    ヒメカナワラビ

    ヒメカナワラビに出会うのは2回目です。石灰岩地質ではないけれどけっこう多い。

    あれ?

    前に見たヒメカナワラビと比べると、ちょっと切れ込みが深い。

    ソーラス

    ソーラスは葉の下半分からついている

    葉柄基部の鱗片

    葉柄基部の鱗片は黒褐色。

    -------------------------------------------------------------------
    ヒメカナワラビ
    別名  キヨズミシダ
    分類  オシダ科 イノデ属
    分布  本州(福島県南部と関東地方以西)~九州

    暖地の山林下の急斜面に生育し、とくに川沿いにある。
    葉は叢生して40~60cm、葉柄と葉身はほぼ同長、2回羽状複生。

    葉柄基部の鱗片  葉柄基部の鱗片 葉柄基部の鱗片

    葉柄基部の鱗片は褐色、広披針形~披針形。
    葉柄中部より上は線形~線状披針形、黒褐色。

    ソーラス ソーラス

    ソーラスは中間。葉身の下半分から外側にむかってつく。

    クリックすると大きくなります。

    2013/06/22に見たヒメカナワラビの拡大画像
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    6 Comments

    平家蟹 says...""
    シダは雑種が多くて悩みますよね。
    私はまだそこまでのレベルに達していないけど(^^;)
    最大の特徴が外れていたら選択肢から外すだろうな。

    私も昨日今シーズン初の山登りに行ってきました。
    何時もの山だからお初の花はなかったけどいろんな花に出会えて楽しかったよ(^^)
    行きは花に専念して帰りはシダ、と思ったけどあの山はリョウメンシダばかり多くて他のシダが少ない(^^;)。
    新しい葉もだいぶ出てきているけど名前を調べるのが難しそうなので全てパス(^^;)
    そんな中で気になるのがあったけどただいま名前を調査中。
    2012.04.09 10:06 | URL | #- [edit]
    panda says..."★平家蟹さんへ★"
    平家蟹さん、こんにちは
    今日は2日分の写真を整理しています。
    シダも雑種が多くて悩みますよね。
    おまけに、何倍体というのでも区別してて・・・
    お花もそうだけど、目に見えないところで区別するっていうのが
    いちばん厄介です。せめて種子を見ればわかるかだといいのにね  (^_^;)ゞ

    平家蟹さんも山に登られましたか?
    いつも見る花でも、今年も咲いててくれてありがとうって感じですよね。
    そして、平家蟹さんもやっぱりシダを見てますか? ^m^
    冬の間に見つけていたシダなら、こんな芽だし何だなって、面白い。
    気になるシダは何でしょう、楽しみにしてますね。
    2012.04.09 13:21 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    光田 重幸 says..."ヒメカナワラビ"
    葉柄基部の鱗片が褐色系で明るめですが(オオキヨズミシダの特徴)、ヒメカナワラビで問題ありません、どちらも無融合生殖のため、中間型があります。オニイノデはオオキヨズミシダと間違うことはありますが、ヒメカナワラビとは歴然とちがいます。じつはオオキヨズミシダはヒメカナワラビとオニイノデ(有性生殖種)との雑種起源でしょう。
    2012.04.09 19:57 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda says..."★光田先生へ★"
    先生、おはようございます。
    ヒメカナワラビでいいですか?ありがとうございました。
    じつは、この写真は2株の写真なのです。小さい株にしか背が届かなくて1・2・7枚目の写真。まだソーラスがついていません。
    他の写真は一緒に同行した方が標本をとっていたので、ソーラスの付き方等を写させてもらいました。明るめ基部の写真は大きい個体の写真なのです。でも、葉先しか写真にとってなくて、下部のソーラスの付き方が気になって標本をみてもらいました。
    先生、オオキヨズミシダとヒメカナワラビとの歴然としたちがいというのは、ソーラスの付き方なのでしょうか。羽片外半分の小羽片は羽軸に流れることかな?ネットで見るオオキヨズミシダとヒメカナワラビはよく似ていています。
    2012.04.10 08:44 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    光田 重幸 says..."ヒメカナワラビ"
    ヒメカナワラビとオオキヨズミシダとの間には中間型があります。「歴然としたちがい」というのは、ヒメカナワラビとオニイノデの間です。ヒメカナワラビは小羽片が独立し、葉柄基部の鱗片は(典型的なものでは)黒く、葉軸の鱗片は線形。また、ソーラスは葉の下方基部から付きはじめます。
    オニイノデでは、羽片は深裂までで小羽片状に独立せず、葉柄基部の鱗片は明るい褐色、葉軸の鱗片はネクタイ型(ひ針形)。ソーラスは葉の上部から付きはじめます。
    このように違うため、混同することはないのです。
    2012.04.10 11:51 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda says..."ありがとうございました"
    光田先生、オニイノデとヒメカナワラビの違いがよくわかりました。ソーラスのつきかただけでなく、小羽片が独立しているかどうか、目で見てわかるのですね。
    そして、その中間型のオオキヨズミシダについては、オニイノデに似たもの~ヒメカナワラビに似たものがあると考えていいですか?次に出会ったときは、このことを頭に入れて観察します。ありがとうございました。
    2012.04.10 12:29 | URL | #s3xzpNyI [edit]

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