花の日記

 山歩(さんぽ)のときに出会った小さな花たちの記録

ユウコウ

ユウコウ

故郷からの宅急便のなかに「ゆうこう」が入っていました。
すっと昔からあったけど、最近見つかった新種のミカンなのだそうです。
なんだか、ややこしいですね  ^m^ 
説明するのが難しいので、興味があったら最後の参考ページをみてくださいね。

ユズのような、カボスのような、甘くはないけど日向夏に似たやわらかな酸味が私好み。

きっかけはyumiさんからの迷子メールで、「ゆうこう」が私の故郷にあることを知り
叔母に聞くと、実家のすぐそばにあることもわかりました。
やっぱり、この目で確かめなくちゃ!とひとっ走り…

故郷

懐かしいド・ロ壁の家、地元で採れる岩を積んで作った石積壁
家だけでなく、階段や石垣もこんな感じで、ちょっと外国な雰囲気。

ちょっとおじゃまして、80歳をこえるおばあちゃんに「ユウコウ」のことを聞いてきました。
それに、私たちのこともおぼえてくれていて、思い出話が盛り上がって… (^_^;)ゞ

このあたりには道沿いに、庭や畑に、ユウコウの木があります。

樹形

今年は果実がついていないけれど、取材に来た人が撮っていくユウコウの木、樹形がはっきりしてますね。
この木は植えたわけではなく自然に生えてきたそうで、下の木の子どもだそうです。

樹齢80年以上

この木は樹齢80年以上で、一部は枯れてしまってるけどたくさん果実をつけています。
数年前から「ゆうこう」が特産品として有名になり、
それまで「もらってもくれなかったのに、全部予約済み」なのだと、おばあちゃんは嬉しそうでした。

ドロ神父の家

左上の石積壁は、ド・ロ神父の家があったところ。ここにもユウコウの木がありました。

輪切り

輪切りにしてみると、種が多い…ですよね。でも料理に使うものだし。
さっそく私も今日の夕飯に使ってみました。

料理

皮はシンクを掃除するとピカピカになります。
だけど、皮が美味しいのでママレードや砂糖漬けもよさそう…
焼酎に入れて飲むと焼酎の美味しさが倍増するんですって v(^^*)

今日は冬至、これから少しづつ日が長くなりますね ウレシイ(^O^)/
今夜もユウコウ湯に入ってやすむことにします。


2011/05/31
ユウコウの花

上から3枚目の写真の木に、今年はたくさんの花が咲いていました。
あたり一面、ミカンの花のいい香り、虫たちがぶんぶん音を立てて集まっています。

咲き始めの頃

咲き始め

めしべが目立って

大きな柱頭ですね~

クロマルハナバチ クロマルハナバチも大活躍

小さなミカン

ミカンの赤ちゃん?  ^m^

ユウコウは昔、食酢の変わりに使われていたそうです。
母の話では、出津(下出津)でいわしが獲れると、ユウコウで〆て食べたそうで、それがとても美味しかったらしい。今日も、シスターがのんびり畑仕事をしていました。畑仕事もシスターの服をきてしてるのですよ、なんだかよその国のような雰囲気でした  ^m^

---------------------------------------------------------------------------------
ユウコウ
分類  ミカン科 ミカン属 
分布  長崎

参考ページ:東京財団「食のたからもの再発見プロジェクト」
        長崎の空No.10「みさき道とゆうこう」の果樹
        味の箱舟とは(SlowFoodJapan)
        出津「石積壁が見られる隠れキリシタンゆかりの集落」
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Comment

2010.12.22 Wed 07:57  古くて新しい

 JAなどが、後押ししている柑橘ですね。
苦味がなくって美味しいとか。
長崎特産ということですよね。
 果実類は、まだ眠ってる品種がマダマダありそうです。
苦味がなくって・・ということは、さわやかな酸味や香りが欲しい時は手軽に使えるという事ですね。
どこかで手に入れましょう・・・興味津々。

2010.12.22 Wed 08:30  pandaさん、おはようさん。

うおー!
こんな家で蜜柑三昧の日々~
そして身近に山!!
あとは琵琶湖がすぐそばにあれば言う事なしの環境やん。
でも生食いするにはあまりむかへんような感じやねぇ。

この神父さんの家、再現しょうっか?
  • #-
  • あすちー
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2010.12.22 Wed 12:45  ド・ロ壁

最初 泥壁? なんて思っちゃった
略したわけではない「ド・ロ神父」だったんですね!
石積みの壁を見ていいなぁ~と思いました。
日本じゃないみたい
屋根は普通の瓦みたいだけど・・・
ゆうこうはこんなところが似合いますね。
酸味もやわらかなの?果実もとってもやわらかそう
程よい酸味だったらどんどん食べてしまいそうです。
こういうの大好き!
そういえば今日は冬至なんですね。
太陽の出ている時間が長くなるのは大歓迎です。
やっと脱出っていう感じ
その前にまだ極寒を耐えなければならないのでした。
シャーベット美味しそうです!お風呂もあったまりそうでほかほかの気分になれましたー

2010.12.22 Wed 14:05  こんにちは

★KLXさんへ★
みかん好きのKLXさん、ユウコウの味を詳しく書きますね。
ユズやカボスと同じような使い方をすれけれど
12月のユウコウは日向夏に近いと思います。
もっと青い時は酸っぱくて酢の変わりになるかもしれないけど…
だからお菓子つくりにはたくさん使ってもよさそう。
「さわやかな酸味や香り」ぴったりです。
それから、私が食べたのは苦味がなかったけど、
ここのおばあちゃんが言うには
「何日もたつと苦味が出てくるから新しいほうが美味しい」そうです。
まだ道の駅くらいでしか売っていないんだけど、
もしよかったら私が送りますからね、

落ちてるユウコウは、カラスがたべたみたいに大きな切り口があったよ。


★あすちーさんへ★
あすちーさんと琵琶湖は切っても切れない仲なのですね
ここは海岸沿いなので、夕日がきれいです。
山があって、海があって、小川があって
いいところだよ。

ユウコウは生で食べるのはまだ酸っぱいかも。
でも、まるごとぐにゅぐにゅして、ストローを突っ込んで、
ユウコウジュースで飲むんだって。
なんだかちょっと面白くてやってみたい感じ。
きっと黄色く熟したユウコウはさっぱり美味しいのかも…
もっとやわらかくなって試してみようかな。

神父さんの家再現してほしい!
そもそも、趣のある村だったのに、変な道路や橋が架かって、
便利になったけど景観はつぶれてしまって淋しい。
辺鄙な村だったから、こんな文化が発達したんだろうと思うんだけどね。


★とんちゃんへ★
とんちゃん、こんにちは。
私が住んでたころは、藁葺きの家ばっかりでした。
山間の家には、まだ水道も電気も来てなくて、井戸とランプの生活。
ヤギや牛、にわとりと一緒に暮らしてました。

12月のユウコウは日向夏の甘くないのに似てました。
もしかしたら、2月3月には甘くなるのかな?
9月ー3月まで収穫とあったから、ユズみたいに使う時期とフルーティな時とあるのかも。

長崎は明日から極寒の時期に入りそうです。
とんちゃん、ミカンを食べて風邪ひかないようにしようね (^O^)/
  • #s3xzpNyI
  • panda
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2010.12.22 Wed 22:45  ユウコウの情報探していました

pandaさん こんばんは
ユウコウのこと昨年から今年の初めには随分と情報を探しました。長崎県の果樹試験場にまで聞きました。私の知識がなかったせいなのでしょうが、的確なご返事はありませんでした。
そこで馬渡島、外海にも行きました。果実があるのは馬渡島で見ました。でも泥棒するわけにもいかず、未だ食べたことがありません。外海の遠藤周作記念館のそばの道の駅にも売っているのでしょうか。買いに行きたいですね。
ユウコウをはじめ、ゲンコウ、トウコウという柑橘類への興味は尽きません。とくにユウコウをド・ロ神父などが、広めた地区や人々の中に広まった理由などを知りたかったのです。そこに何か隠れキリシタンのヒントがつかめるかもとの期待がありました。外海や五島で語り継がれた旧約聖書の創世記の国内での口伝版?であろうと思われる「天地始まりの事」などとの関連もあるかもと思っています。
  • #mhDHt9YE
  • 乳待坊
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2010.12.23 Thu 00:43  乳待坊さん、こんばんは

隠れキリシタンのことにお詳しいのでしたね、
私もユウコウとド・ロ神父の関係を知りたかったのですが、この日お話ししたおばあちゃんが80を超えていて、この木が子どもの頃からあったことは知っているけれど。。。という感じで、もう一代前の人でなければわからないようです。きっとユウコウは当たり前のようにそばにあったのでしょう。
それから、出津のユウコウは親木が何本かあって、その子どもが自然と広がったと話していました。馬渡島のミカンはゲンコウ、トウコウなのですか?ユウコウと少しちがうのかしら?
私はカトリックのことについて詳しくないのですが、もしお役に立てるのであれば何なりとメールしてください。遊びに行ったついでにお話しを聞いてきますので。
夕陽が丘の道の駅でユウコウ売ってました。4個で150円でしたよ。もっと熟してからもう一度食べてみたい私です。
  • #s3xzpNyI
  • panda
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2010.12.23 Thu 12:11  こんにちは~♪

pandaさんのお蔭で色んなドングリ 色んな柑橘類のことを知ることができます
去年は三宝柑を教えていただきましたっけ
今度のユウコウ 私の名前を呼んだ?って思っちゃった
pandaさんの出身地は趣があってとっても素敵
でも、これでもずいぶんと失われたのですか?
ド・ロ壁がいいですね

今日は雪の降りしきる北海道です
  • #7PUYXG.I
  • yuuko
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2010.12.23 Thu 15:22  ゆうこうについて

こんにちは~
乳待坊さんの疑問に少し役にたてばと思いコメントします。
馬渡島にもゆうこうはあります。
http://www1.cncm.ne.jp/~jh6kxg/index.html
↑は川上氏のHPです。22,1,17ゆうこうをクリックしてみてください。
ゆうこうは三和町の道の駅でも売っていました。
ド・ロ神父様のことを知っている老シスターにド・ロ神父様がゆうこうを持ち込んだのか聞いたらきっぱり否定されたそうですよ。
古くから栽培されていた果実ではないでしょうか?
繁殖力が強くて蜜柑に影響が出たので切られてしまったそうです。

2010.12.23 Thu 23:28  こんばんは。

「ゆうこう」って私の実家(徳島)では「ゆこう」と
呼ばれている柑橘じゃないかと思ったんです。
漢字で書くと「柚柑」と書くそうです。
実家にもユコウの木はあります。(手入れは殆どしてなかったみたいだけど・・)
徳島ではスダチ、ユズ、ユコウが特産品として栽培されています。
でも実家でユズやスダチは食卓に上がることは多かったのですが、
ユコウは今ひとつ。ユズほど香らず、スダチほど酸味が無いから??
でも、酢飯に混ぜたり、酢の物には重宝していました。
とここまで書いて、柑橘類って複雑だから、もしかしたら「ゆうこう」と別のものかもと不安になってきました。

すぐ実家に行って確認できたなら・・・(遠すぎる( TДT))ともどかしくなってきました。
来年(春くらい)には実家に帰りたいと思っているので
その時に必ずや情報を集めたいと思います。

pandaさんのご実家の雰囲気、私の実家とよく似ています。
ド・ロ壁はないけれど・・・。
こうして今も残る歴史が身近にあるなんていいなぁって思います。
  • #f4O6ifVo
  • ha-chan
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2010.12.23 Thu 23:44  追記です。

さっきコメントを入れてからちょっと検索していたら
「ゆうこう」と「ユコウ」は
《果実外観、果皮、果肉、種子の形質から、形態学的にも成分的にも異なる》
http://blogs.yahoo.co.jp/misakimichi/30592493.html
というのを見つけました。
チッガッタ・・・(´Д`)
お騒がせしました。。。。

  • #f4O6ifVo
  • ha-chan
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2010.12.24 Fri 00:32  皆さん ありがとうございます

ありがとうございます。

馬渡島では、栽培されているのは、ゲンコウが多いようですね。しかし島の林の中にあるのは、ユウコウなのだろうなぁと思いながら毎年のように歩いています。食べてみたいのですが、ちょっとドロボウみたいなのが申し訳ないのです。話をして頂戴するにも人がいなくてどうすることもできません。
今後いろいろと調べてみます。

私のユウコウなどへの関心は、次のようなものです。
隠れキリシタンの多い地区の貧しさの窮余の策としての、米という希少な主食材料を使う食酢の代用をユウコウをはじめとした香酸的な柑橘類に求めたのではないのかなぁと考えているのです。
このようなことから、ド・ロ神父とカトリック信徒の生活に基づいたユウコウの伝播ルートの解明も面白いかなぁとおもっていたのです。
その背景にある基本的なテーマとしては、隠れキリシタンとその信徒たちがどのような心の変化によってカトリック信徒になっていったのか、一部の人やある特定の地域はそうならなかったのかということにも関心が大きいのです。
さらに江戸時代初期のたくさんの人々の殉教との関連を考えると日本人の精神構造との関連を思わざるをえないのです。
そのようなことを今後も徹底して、追求したいなぁと思っています。
  • #mhDHt9YE
  • 乳待坊
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2010.12.24 Fri 03:53  こんばんは!

★yuukoさんへ★
ほんとに、yuukoさんのミカンだ。
さっぱりさわやかよ!

私の故郷は隠れキリシタンが移り住んだ辺鄙な陸の孤島なの。
今はもう昔の面影を残すような家はあんまりなくて
ところどころに残ってるって感じです。
それも補修工事で昔のイメージとは違います。
一部を残して作り変えた感じなの、でもしかたないかなぁ
そのまま保存するなんて難しいものね。

雪の降りしきる北海道、いよいよ氷の世界ですね。
でも、yuukoさんのブログは温かそう。。。

★yumiさんへ★
yumiさん、こんばんは。
いろいろ教えてくださってありがとう!
haseシスターのことでしょうか?私はここの愛児園にいて、
麺を打ってもらったことをおぼえています。
懐かしいことを思い出させてくださってありがとう。
皆さんが苦労して調査されてもわからなくて、
でもなんとも神秘的な謎ですね。
迷子メールありがとう!

★ha-chanへ★
ha-chan、こんばんは
ha-chanの故郷の「ゆこう」と一時違いだなんて不思議ですね。
それに、「ユコウは今ひとつ。ユズほど香らず、スダチほど酸味が無い」
っていう特徴は、ユウコウも同じです。
だから、あんまり自己主張せず使いやすいのか
ちょっと加えるだけで、香りや酸味のあるユズやスダチがいいのか
料理を作る人の腕にかかってるのかも。
チーズケーキに入れるのには、とても美味しかった。
クリーム類とは相性がいいかもしれない。と思ったよ。

ha-chanの「ユコウ」のお話を聞いて、
酢飯なんてどんな感じなんだろう?って思いました。作ってみようかな (^O^)/

★乳待坊さんへ★
こんばんは、乳待坊さん。
馬渡島はゲンコウが栽培されているのですね。ユウコウもありながら、ゲンコウを栽培するということは、ユウコウより使いやすい何かがあるのでしょうね。香りとか酸味とか少し強いのかしら?と食べてみたくなりました。

私の子ども時代でさえ貧しくて、鶏が産んだ卵を1個5円で毎日数個でもお金に変えて生活していました。麦ばかりのお弁当はいいほうで、お芋しか持ってくることができないなんて、私たちの時代でさえそうでした。だから、「食酢の代用をユウコウをはじめとした香酸的な柑橘類に求めた」というのは当たっていると思います。

その背景からのコメントについては、私にはよくわかりません。遠藤周作の作品を読むといろんなことを知ることができるけれど、私には小説の中でしかわからないのです。乳待坊さんの思っていることが解明できるといいですね。
  • #s3xzpNyI
  • panda
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2010.12.25 Sat 18:45  

pandaさん、こんばんは。
いろんなお話がひろがっていって、
読ませてもらって、感心するばかり。
知識が広がるってこういうことをいうのですね。
ありがとうございます。

先日、五島列島の福江島出身のかたに、
かんころもちをいただきました。
サツマイモの甘い味とヨモギの香りがして、
とても懐かしい気持ちになりました。
初めて食べたと思ったのですが、
母方が熊本出身なので、もしかしたら食べたことがあるのかもしれません。
一度聞いてみようと思っています。
pandaさんのお写真のかんころもちには餡が入っているのですか。
おいしそうですねぇ~

2010.12.25 Sat 20:07  ブリさんへ

ブリさん、こんばんは
関西は寒いですか?
ブリさんのところはとくに寒いのじゃないですか?
長崎も今夜は寒々としています。
でもみんなクリスマス会で私一人羽を伸ばして…
PCで遊んでいます。いろんなこと調べてね^m^

五島のかんころ餅は特別美味しいです。
しょうがや胡麻や、色々混ざっていて焼くとトロりとします。
最近は紫イモやヨモギのも出てバリエーションも広くなって

でも私の故郷のかんころ餅はかんころがたくさん入って
やわらかくて大好き。あんこが入ってるのはなお好き。
ブリさんに食べさせてあげたい。
熊本もかんころ餅があるんですね、調べてみるとこっぱ餅と呼ぶみたい
でも、読んでみると同じ餅みたいです。
そういえば、「かんころ」のことを「こっぱ」とも呼んでました。

旦那さまの郷里は小浜で、ここではベタ餅とよんで
ふかしたもち米とふかしたサツマイモを一緒について、
きなこやあんこをつけて食べます。
これもまた美味しいんですよ。
ああ、お正月肥りしそう…(T△T)
  • #s3xzpNyI
  • panda
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